例年ならば、「9月1日の前後1週間が夏剪定の適期」と言われています。が、記録的な猛暑に加え 「今年は夏剪定どうしているの?」とのお尋ねを何人かの方に受けましたので、我が家の秋に向けてのバラの剪定について書いてみました。
猛暑が続いているとは言え、バラは確実に秋へ歩み出しています(9月1日のアルバ・セミプレナの色づきだしたローズヒップ)
夏剪定をおこなった方がキレイなバラ(主にHT)のうち、開花までの日数が長いもののみ8月の半ばにすでに剪定し終えています。(ナエマ フレデリック・ミストラル等) その他のHTは、今年の気温を考えて遅め(7日ごろ)に剪定する予定です。
かなり寒くなってから(晩秋)の花が綺麗なティーローズ(粉粧楼 デュシェス・ドゥ・ブラバン ミセス・ハーバード・スティーブンスなど)は、すでにふくらんでいる蕾をそのまま咲かせてゆっくり(9月の中頃~終わり頃)剪定の予定です。
イングリッシュローズや最近の返り咲きのシュラブローズやノアゼット系のバラは、我が家では夏もそのまま咲かせ続けているので、夏選定はしません。夏剪定をおこなうのは日本だけですし、これらのバラは自然なままで咲かせ続けているほうが(日照時間の少ない庭では)バラも元気で返り咲き性も良いように感じます。