小さな庭の小さな幸せ・・・チャッピーのバラ庭より

小さな庭でバラと遊びながら、日々の風景や花の美しさに 小さな幸せを見つめています。オールドローズとリーフ類が、メインの庭

華奢で可憐なバラ・・パヴィヨン・ドゥ・プレニー 

2010-08-28 14:30:41 | バラ

 近頃は朝起きると 「今日の最低気温は?」とぶどう棚の下に設置している最高最低温度計を見るのがささやかな楽しみとなってきました。(笑)
 
  このような高温期には蕾を取るべきのような、とても華奢で可憐なバラの「パヴィヨン・ドゥ・プレニー」が、庭の隅でそ~っと かわいく咲いていました。
          
 1863年 フランスのGuillotの作出。その後、どうも華やかなバラに押されて忘れられていたバラだったとか。そのバラを長野県の古沢様が育て続けておられ それを京阪園芸が再び世に出してきた・・・のように聞きました。とても繊細な、美人薄命のような美麗花ながら、意外と耐陰性も有り丈夫。(勿論 香りも良い)さすが ノアゼットだな~と、ノアゼット系のバラが大好きな私はうれしくなってしまいます。
    
 毎年たくさんのバラがデビューして、次々と忘れ去られていきます。そのような中でこのバラをず~と守り慈しんで来られた古沢様の審美眼に感嘆するとともに、そのような確かな眼でバラを見られるようになりたいと強く思います。また、願わくは古沢様のお庭を拝見できるチャンスがあれば、是非にも行きたいな~と思いますが・・・
        
 6号のプラスチックコンテナで栽培。とてもコンパクトなので、玄関の靴箱の上等で楽しんでいます。

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友にもらった実生のバラの初開花!

2010-08-26 16:50:21 | バラ
 暦の上では処暑を過ぎたのに猛暑を通り越したような気温の日。このような厳しい環境にもめげず、バラ友さんより戴いた実生のルゴサローズが初開花しました!
       
 真っ白な中輪の花で、やさしい良い香りがします♪真夏の開花なので本来の花はもう少し大輪で強香なのかもしれません。蕾の時は少しピンクがかっていましたが
       
 開花してしまうとまじりっけなしの白、すがすがしい白でこの猛暑に涼風を運んでくれました。かなり日陰の過酷な条件の所に植えるバラを探していたのでピッタリかも。実生のバラなのでイマイチの花が咲く可能性が大きかっただけにとても嬉しい。
 また、実生のバラなので素敵な名前をつけて上げたいな~ルゴサローズ(ハマナスの交配種)なので和名も良いかも?大津のバラ友さんに戴いたので大津皇女?イヤそれでは悲しすぎる・・・考えるだけでルンルンです。
        目下 6号のプラスチックコンテナ植えで、約60センチ棘は多いです。花持ちはイマイチ、写真を取ろうと鉢を動かしただけで開花2日目の花がハラハラと散ってしまいました。でもルゴサなのできっと素敵なローズヒップができるのでは、そして秋には紅葉か黄葉も楽しめるかも?さすがルゴサと思う耐病性、蕾もたくさん有。(大津のバラ友さん ステキなバラをありがとう!)
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玄関の模様替え・・遷都1300年に合わせて

2010-08-24 16:57:27 | その他

 今年 当地は平安遷都1300年祭で大変な盛り上がり。その賑わいを見ていて、アット?と思い出したもの有!! 約30年前、新築のお祝いにいただいた国宝の限定レプリカです。10年近く お床に飾っていたもののあまりの重量とスペースにその後すっかりお蔵入り。お盆のお休みにやっとの思いでストックハウスから出してきました。
        
 久しぶりに見るご尊顔!良いお顔! でも20年近くの年月と 繰り返した転勤による引越しで、この像の名前も書付も不明になっていました。
        
 一度だけ過去に、国宝展でまったくそっくりな像(レプリカなので当たり前だけれど)にお会いしたことがあったけれど スゴイ人ごみでネームプレートまで近づけませんでした。東大寺にある八角灯篭に大変良く似た像があったけれど、どうもサイズが違うし・・・いったい何のレプリカなのか?  不明なままですが、平安遷都1300年を記念して久しぶりに玄関に飾ってみました。
        
 ここ10年、バラに夢中になって以来 ず~とバラの写真ばかり飾っていた玄関もかなり雰囲気がかわりました。(笑) 9月にバラのお客様がこられるまでに、もう少し素敵に模様替えしょう~と。

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来春庭デビュー予定のバラ

2010-08-22 09:26:48 | バラ
 今日も猛暑の気配!こんな時は来春の事でも考えて気持ちだけでも涼みたい。で、来春庭にデビューさせようと予定しているバラ・・まずはイングリィシュローズの「テス・オブ・ザ・ダーバヴィルズ」
         
 「バラが美しく見える癒しの庭」のテーマだけは譲れないと、自分好みのやさしい色目のバラが多かったのですが、やはり庭全体としての美しさ 他の人が見ても美しいと感ずる庭である事も大切にしようと決心。そこで和的なあまりに西洋を感じさせないバラで、深い緑にも映える花色という事でセレクト。(我が家では数少ない赤系のバラ)  6月14日に購入した後、花芽を取って成長を優先させていましたが シュートもしっかり上がったので一輪咲かせてみました。
     
 下の写真は、上の写真の2日後。花持ちも良く、カップ咲きから「紫玉」のような球状に咲き進むのがとてもカワイイ!
     来春の予定位置にセットしてみた様子。
 ただ このバラは連日の猛暑で下葉が黄色くなってきたので、約1週間で慌てて元の成長第一のグループの鉢置き場へ戻しました。このバラの来春の所定位置では、ただ今暑さに強~いリュウゼツランの仲間の「アガペ」が涼しい顔で鎮座しています。
  今年の連日の猛暑!バラにはイエ人間にも厳しすぎ!そこで 例年なら庭植えのバラにはほとんど水をあげないのですが、(関西が猛暑になってきてからは)2~3日に一度水をあげ、毎夕鉢バラに水をあげる時に同時に葉水(シャワー)をかけたりしています。
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8月のクレマチス・・種もカワイイ!

2010-08-21 14:27:02 | クレマチス
 たまたま鉢の置いた所が良かったのか?連日の猛暑にもめげずクレマチスの「クリスパ・エンジェル」がとても元気で不思議カワイイ!
      
 クレマチスの種と言うのか果球と言うのか?不明ながら、とてもかわいく味のある実が次々できてきました。それも花と同時に しかも花より巨大でユニークなスタイル! 普通のクレマチスの実 風車のような実は何度か見たことがありましたが、どれも花が終わった後でした。それだけに日々ビックリの楽しさです。(花も次々咲いていてまだ蕾も有) たまたま日当たりの良い所にあったからの結果かもしれませんが?(鉢は他の鉢で日陰になるようにしています)あまりのかわいさに花とは違うクレマチスの魅力にはまりそうです。
      
 こちらは、今2番花が咲いている「ミケリテ」。お気に入りの「マルチ・ブルー」が突然死してしまい急遽入れたクレマチス。花色と花芯のコントラストが強すぎるのではと心配したけれど、猛暑の夏には涼しげで良かったようです。
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