畑酒造有限会社 酒蔵日記

清酒 『大治郎』 『喜量能』 醸造元
滋賀県東近江市(旧八日市)
全量地元の契約栽培米を使用
全量純米蔵です

計画熟成酒~AS TIME GOES BY~

2023年07月14日 15時06分55秒 | お酒の紹介

熟成された日本酒の可能性を求めて

「計画熟成酒」を発売致します

✏️  熟成酒の販売にあたって

2023年7月15日(土)

キモト仕込みによる計画熟成酒を

販売出来る運びとなりました。

熟成酒については

兼ねてより興味がありました。

弊社でも、大治郎ブランドを立ち上げた

当初からヴィンテージを付けるなどして、

その年の変化を楽しめる。との

想いで取り組んで参りましたが、

今回の計画熟成酒は、醸造した年から

複年数熟成させることを計画した

お酒となります。

 

✏️ その背景には、2020年新型コロナウィルスの

流行により、緊急事態宣言が出されるなどし、

業界全体が販売不振に陥り、

生産量の調整を

余儀なくされたことにもあります。

 

弊社では、大治郎ブランドを立ち上げた

1999年から、

全量契約農家の酒米を使用しています。

2010年からは、

酒米生産者グループ

「呑百笑の会」のメンバーとして

酒米作りを行ってきました。

 

✏️ 日本酒の原料の酒米は、

酒造好適米で醸造用の品種の為、

契約して栽培して頂いています。

契約農家の皆さんと私どもは、

両輪で回っていく様な関係だと

思っています。作付けして頂く

面積を大幅に減らす事は、

お互いの為にならない。

そんな想いからこの

「計画熟成酒」が誕生しました

✏️ 夏は酒米作りをする

安井酒造場・畑酒造有限会社で

当時、統一した規格というのが

・滋賀県の酒造好適米を使用する

・精米歩合80%の低精白

・キモト仕込みで醸造

・2年間の熟成期間   です

 

✏️ 滋賀県には、酒造りには欠かせない

良質の米・水があります。

豊かな風土により醸したお酒を

長期間に渡り熟成させる事により、

味はまろやかに変わり

香りも熟成されたものに変わり

未知なる可能性を秘めています。

 

日本伝来の酵母培養法、

「生モト造り」のお酒となります。

お楽しみ頂ければ

嬉しく存じ上げます m(__)m

 

AS TIME GOES BY

ー時の過ぎゆくままにー

 

 


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