畑酒造有限会社 酒蔵日記

清酒 『大治郎』 『喜量能』 醸造元
滋賀県東近江市(旧八日市)
全量地元の契約栽培米を使用
全量純米蔵です

夏粕香る季節

2016年06月09日 23時55分22秒 | 蔵での仕事

6月

毎年この季節になると、酒蔵では

奈良漬用の酒粕の出荷が始まります。

 

 

冬、出来上がったお酒を搾った時に取れる

板粕をタンクに入れ

(当蔵では、小さめのタンクに入れています)

足で踏み込み空気を押し出して密閉

夏まで貯蔵します。

 

 

 

 

それが、やわらかくなって出来てくるのが、

「夏粕」

奈良漬けや、わさび漬けに使われます。

 

 

6月9日(水)

袋詰めの作業が始まりました。

 

 

先ずは、中包みビニールの準備から

 

 

 

 

 

 

 

柔らかさもいい感じ

 

 

幾つかの小タンクに踏み込んだ酒粕、

踏み込み時期が違うため、タンク毎に柔らかさは色々。

 

 

 

 

出来上がったタンクから

袋詰めを行っていきます。

 

 

 

今年、初納品先は

ご近所の「野菜村」

 

 

農家さんが朝1番に収穫されたお野菜が

ずらりと並ぶ横に、出来立て酒粕も並びます

 

 

 

     酒蔵では、酒粕のいい香りが広がります。

 


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