昨日に引き続き「立石寺(山寺)」。最初に訪れた時、この石段数は神社仏閣では一番多いのではないかと調べてみた。
熊本県 釈迦院 3333段(御坂遊歩道)、山形県 羽黒山 2446段、香川県 金比羅神社 1368段、
山形県 山寺(立石寺) 1015段、滋賀県 長命寺 808段の順で4番目だそうだ。
仁王門
目標が見えると人は頑張ることができるが、これまでの疲労が膝にきているため足が進まない。
仁王門から先を覗いてみるとまだまだ石段が続く。遠くに奥の院が見えてくる。
目的地である、納経堂・開山堂が見えてきた。
この景色はここまでこなければ拝むことはできない。
振り返ると、仁王門が見える風景も、ここまで来たという満足感も加わり美しく感じる。
如法堂
奥之院は通称で、正しくは「如法堂」。
慈覚大師が中国で持ち歩いていたとされる釈迦如来と多宝如来の両尊を御本尊とする如法堂は、参道の終点にあるので「奥之院」と呼ばれている。
大福徳智恵観音の木札が腕にかけられている。
大仏殿 阿弥陀如来
鐘楼
三重小塔(重要文化財)
奥の院周辺の風景
岩の形が人間の顔に見える。
開山堂・納経堂
訪れた人が必ず写真を撮る場所。
納経堂の下には、慈覚大師円仁の遺骸が
昭和23年(1948年)から翌年にかけて入定窟の学術調査が実施され、金箔押しの木棺と人骨5体分、円仁像と思われる頭部のみの木彫像などが発見された。
この木彫像の頭部については、目鼻立ちなどの特色から円仁像であることは認められ、作風からも9世紀頃の制作であると認められている。
五大堂から見た風景
最後の写真は帰り道のこの風景。
月がでていて撮ったのだが残念ながら記録されていなかった。
午後5時に近くなり辺りも暗くなってきた。
昨夜で世間の話題に話題に乗り遅れないようにと視ていた「半沢直樹」が終了した。
最近では見たい番組は一度録画してから視ることが多い。しかし、この番組は民放にもかかわらずいきなり本編から始まり途中のCMも気にならないつくりをしている。
仕事や生き方に信念を持ち感情をむき出しにして体制に向き合っている姿はとても心地よい。
信念もなく感情的に過ごしてきた私にとっては心が痛む場面も多いが…。さて、これで終わりなのか、いや次回が必ずある。
もうひとつ「あまちゃん」が今週で終わる。毎日、毎朝を楽しみにしていただけに本当に残念だ。
多くの人に笑いと元気を与えてきた番組でNHK朝ドラでは画期的だった。
撮影 平成21年10月23日
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