今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

安国山 華蔵院 五智国分寺(新潟県上越市五智)

2021年08月21日 | 神社・仏閣
訪問日 令和3年6月2日

安国山 華蔵院 五智国分寺
聖武天皇の詔によって建てられた越後国国分寺を継承
寺伝では永禄5年(1562年)に上杉謙信が現在地に移転・再興したという



「如意輪観音」と書かれた小さなお堂



如意輪観音像は艶めかしく好みの仏像だが……
この石仏はシンプル過ぎて滑稽な感じがする



山門(上越市指定有形文化財)



扁額には山号の「安国山」



仁王像



左右2体の仁王像は天保7年(1836年)の作









筆塚



芭蕉句碑



250年も経つと彫られた文字も風雨に曝され消えてしまう
それでも「薬欄にいづれの花を草枕」と記された文字のいくつかを確認することができた



千代垣素直(ちよがきすなお)の碑群






石仏












経蔵(上越市指定有形文化財)
元禄6年(1693年)の建立、市内では最古の建造物



蔵内には、元禄5年(1692年)の寄進銘を持つ「鉄眼版一切経」が納められている



白山神社神輿殿



額には「越後国分寺守護神……」とある



本堂



本堂は、昭和63年(1988年)の焼失を経て平成9年(1997年)に再建されたもの






見上げると5本の紐が内陣に安置されている五智如来に繋がっている



残念だが、堂内は立入禁止



大日如来を中心として薬師如来・宝生如来・阿弥陀如来・釈迦如来の5体の五智如来像が本尊として安置されている






石塔群






倒れている石塔もある



親鸞聖人像



竹之内草庵
草庵は竹林に囲まれていたため「竹之内草庵」と呼ばれた



親鸞聖人が越後国の地に上陸し最初に住んだ場所



堂内
親鸞聖人自作の坐像「親鸞聖人坐像」が安置されている



拡大してみる
伝親鸞聖人坐像(上越市指定有形文化財)



鐘楼






三重塔(新潟県指定文化財)



寛政6年(1794年)の焼失後の安政3年(1856年)に再建を着工
慶応元年(1865年)に棟上がされたが高欄等は未完成












撮影 令和3年6月2日
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