神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

風邪が抜けない

2018年01月31日 15時58分02秒 | 日記
母の葬儀で引き込んだ風邪がいまだに抜けきらない。

治ったかなと思っても、突然激しい咳が出たりするから、完全に治ったわけではなさそうだ。

もともと高熱を伴う風邪ではなかった。

だから、治りが悪いのだろうか?

それとも、こんなしつこいタイプの風邪なのか。

ふだん元気な夫も、いまだに咳をしている。

夫は、風邪を引いたとき、医院に行き、風邪薬を処方してもらって、2回だけ飲んだ。

なぜ2回だけかというと、処方された風邪薬が悪名高きタミフルだったからだ。

私が飲むのをやめさせた。

風邪薬が対症療法で風邪そのものを直す力はないということを聞いているから私は飲まない。

私は、精神薬で酷い目に遭ってから、薬に関しては臆病になっている。

本当は心臓の薬も飲みたくないのだが、これは命にかかわってくるから仕方なく飲んでいる。

とにかく風邪は安静にしているのが一番なのだ。

*

・いつまでも咳の止まらぬ風邪を引きまうすぐひと月経たむとしをり

・疲れから引き込みし風邪なほらぬは寒さのせいか明日から二月

・如月の終はりに四十九日くる睦月に死にしわたくしの母

・如月が終はれば春は来るらむか母もあの世にいくそのころは

・やすらかに彼の世にいけるやう祈る娘のわれは風邪を引きつつ

・梅の花咲くころ咳は止まるべしそのころわれは七十となる

・七十になるわたくしを見ず死にし垂乳根の母しづかに眠れ

・まう電話かかることなし呼吸器の弱りし母の小声の電話

・かぼそかる声と文脈乱れたる母の電話はかからずなりぬ

*

また最後は母の歌になってしまった。

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