神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

素でいる心地よさ

2016年11月20日 05時21分02秒 | わたしのこと
早朝に、てまりさんのブログを読ませてもらっていると、おもしろいことを書かれてあったので、まねして書いてみる。

私も、最近は、さっぱりおしゃれをしなくなった。

お化粧は、ほとんどしなくなったし、服は外出のときも普段着のような楽な服ばかりだ。

靴も、もちろん歩きやすい靴。

姑が認知症になって、デイサービスに行くようになっても、お化粧を忘れなかったことと比べれば雲泥の差だ。

姑は、認知症になってからも、デパートで洋服を買ってくることがあった。

今思い出せば、あっぱれなものだったと思う。^^

私の母も、今でも外出のときはお化粧する。当年91歳のお婆さんなのに・・・。

どちらも、若いころから美人の誉れ高かったから、年取っても、急にはランクが落とせなかったのだろう。

その点、もともと美人でも何でもない私は、楽だ。

身を飾らなくてよくなれば、心も素のままでいられる。

自分が素のままでいると、人の無理も見えてくる。

いいことだらけなのだ。

これは、大病をして、悟った境地なのかもしれない。

大病で入院して下の世話もしてもらわなければならない境遇になれば、身をとりつくったりはできないから。

時間に対する感覚も変わった。

病気するまでは、いつも忙しくしていなければという強迫観念があった。

が、病院で寝たきりを余儀なくされたら、あくせくして何になるという心境にいたる。

私は、その後、うつ病にもなって、人生観も変わった。

このまま死ぬまで素のままでいたいと思う。

人は、素のままでいれば、他人と比較することもなくなって、人を貶めたりすることもなくなるのではないかと思うが、どうだろう?

  素のままでゐれば素敵な毎日が訪れてきて空が明るむ  biko