ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

『陰日向に咲く』

2008-02-19 23:45:47 | 映画
言わずとしれた劇団ひとりタンの小説が原作。太田光が絶賛してる原作は読んでないけど、聞くところによると、短編集でそれぞれに関連はないのね。でも映画は、それをムリクリまとめて甘辛く煮詰めました、っていう趣き。既視感が強いのがなあ。

岡田君のダメ人間っぷりが面白かったから、これ一本で行ってくれたら。『嫌われ松子の一生』並のどん底芸を見せつけてほしかった。まあ、いろんな年代のお客を集めるためには、幅広いキャスト、役柄が必要になるのは分かるけど。そうそう、ジュピター役の緒川たまきと岡田君を追いかけるバスガイドの平岩紙をもっと出番多くして。なんか、いい役どころでした。あと、台風のシーンはなかなかリアリティがあったよ。む、褒めるのが難しい。

メインストーリーと全く接点の無いところで話が進んでた、アキバアイドル・ミャーコ役には、平山あやなぞ使わず、大沢あかねにすれば良かったのに。崖っぷち感がさらに高まると思うんだけど。公私混同とか知らねえさ。

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