◆【東洋経済オンライン】「持論を現実に」信仰という石破首相が持つ力 著名な宗教家だった曾祖父から受け継いだDNA・・佐藤優氏のみたて 要旨転載
・石破氏は4代目のクリスチャンだ。小さい頃から母親の和子さんに連れられてプロテスタント系の日本基督教団鳥取教会に通い、そこで18歳の時に洗礼を受けた。
鳥取から上京し、慶応義塾高校・慶応義塾大学に進学後は日本キリスト教会世田谷伝道所(現世田谷千歳教会)に出席し、教会学校の教師も務めた。佐藤優氏は世田谷の教会に注目する。
プロテスタントの中のカルヴァン派の教会だからだ。
・「カルヴァン派の考え方は、その人の使命は生まれる前から決まっている。成功する人も失敗する人も生まれる前から決まっている。その人にはその人にしかない使命があるわけ。
どんな逆境があってもどんなに無理だと言っても神様の声だけを聞いていれば必ず成功するという教えだ」と佐藤氏は指摘した。石破氏には愚直で誠実といったイメージがある。
ドン・キホーテのような向こう見ずさを持ち合わせる。安倍一強という権力と敵対し、長らく閑職に干されても今回再び立ち上がった。不屈の精神の持ち主だ。
・ドナルド・トランプ前大統領の宗教も、キリスト教プロテスタントのカルヴァン派の一派、長老派(プレスビテリアン)であることが知られている。佐藤氏は早くからトランプ氏の、
時に独断的に見える思考や行動の背後に、カルヴァン派の発想があると指摘してきた。「カルヴァン派の場合、神によって選ばれる人は生まれる前にあらかじめ定められている、と考える。
本人の努力は一切関係ない」「そうすると、試練にすごく強くなる。どんなにひどいことに遭っても、負けない。どうしてか。神様が与えた試練なので、最後に勝利すると決まっていると考える。
そして、問題はどういう勝利の仕方なのか、と考える」
*「長老派の特徴は、打たれ強いこと。その代わり、負けを認めず、反省しません。新型コロナウイルスや人種差別反対デモへのトランプ大統領の対応は、俺は間違えていない。
だからやり方を変えないという態度です。強い信念はカルヴァン派の思考の特徴ですが、そのマイナスの面が出ていることを感じます」
★ 石破氏は自民党総裁選に勝利後、それまでの慎重姿勢から一転し、衆議院のスピード解散を決断したことで、野党から「ルール違反だ」「ブレている」と批判を浴びた。
しかし衆院選挙後、自公政権が続くとなれば、自らの強い信念に基づき、持論の日米地位協定改定でもアジア版NATO構想でも本格的に推し進めようとするのではないか。
「石破さんとトランプは(パソコンの)OS(基本ソフト)が一緒」といい、トランプ氏が11月の大統領選で再当選すれば「意外と波長が合うと思う。同じような考えをしているから」と。
⇒ 例えば、核持ち込み(=共有)と引きかえに米軍基地の縮小と地位協定付属文書の改訂をDeal しよう! これにトランプなら乗ってくるかもしれない。。。。(小李)
「石破さんは今回自民党総裁選で自民党員によって選ばれた。あと広い意味では国民によって選ばれた代表だという思いとともに石破さんの心の中では神様によって選ばれたと彼は思っている。
だからそれで神様に選ばれた使命が何なのかと石破さんが思うことで日本の進路は大きく変わってくる」と指摘する。
なぜなら、きっとそれが政治に感動を起こすとともに、自らに与えられた使命であり、神様のお役に立てることだと信じているだろうから。
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議席は減らしても政権与党にとどまり、裏金安倍派議員を選挙で落とせば石破氏は党内支配力を高められ、非公認候補&比例重複禁止議員の落選で『党としての禊ぎは済ませた』ことになる。
それくらいのパワーポリティックスは計算済みだろう。麻生/高市組が党を割る反乱に出たら別だが、野党陣営含め、日本を変えられる人材は他にいないので、私はむしろ勝たせてやりたい。
・石破氏は4代目のクリスチャンだ。小さい頃から母親の和子さんに連れられてプロテスタント系の日本基督教団鳥取教会に通い、そこで18歳の時に洗礼を受けた。
鳥取から上京し、慶応義塾高校・慶応義塾大学に進学後は日本キリスト教会世田谷伝道所(現世田谷千歳教会)に出席し、教会学校の教師も務めた。佐藤優氏は世田谷の教会に注目する。
プロテスタントの中のカルヴァン派の教会だからだ。
・「カルヴァン派の考え方は、その人の使命は生まれる前から決まっている。成功する人も失敗する人も生まれる前から決まっている。その人にはその人にしかない使命があるわけ。
どんな逆境があってもどんなに無理だと言っても神様の声だけを聞いていれば必ず成功するという教えだ」と佐藤氏は指摘した。石破氏には愚直で誠実といったイメージがある。
ドン・キホーテのような向こう見ずさを持ち合わせる。安倍一強という権力と敵対し、長らく閑職に干されても今回再び立ち上がった。不屈の精神の持ち主だ。
・ドナルド・トランプ前大統領の宗教も、キリスト教プロテスタントのカルヴァン派の一派、長老派(プレスビテリアン)であることが知られている。佐藤氏は早くからトランプ氏の、
時に独断的に見える思考や行動の背後に、カルヴァン派の発想があると指摘してきた。「カルヴァン派の場合、神によって選ばれる人は生まれる前にあらかじめ定められている、と考える。
本人の努力は一切関係ない」「そうすると、試練にすごく強くなる。どんなにひどいことに遭っても、負けない。どうしてか。神様が与えた試練なので、最後に勝利すると決まっていると考える。
そして、問題はどういう勝利の仕方なのか、と考える」
*「長老派の特徴は、打たれ強いこと。その代わり、負けを認めず、反省しません。新型コロナウイルスや人種差別反対デモへのトランプ大統領の対応は、俺は間違えていない。
だからやり方を変えないという態度です。強い信念はカルヴァン派の思考の特徴ですが、そのマイナスの面が出ていることを感じます」
★ 石破氏は自民党総裁選に勝利後、それまでの慎重姿勢から一転し、衆議院のスピード解散を決断したことで、野党から「ルール違反だ」「ブレている」と批判を浴びた。
しかし衆院選挙後、自公政権が続くとなれば、自らの強い信念に基づき、持論の日米地位協定改定でもアジア版NATO構想でも本格的に推し進めようとするのではないか。
「石破さんとトランプは(パソコンの)OS(基本ソフト)が一緒」といい、トランプ氏が11月の大統領選で再当選すれば「意外と波長が合うと思う。同じような考えをしているから」と。
⇒ 例えば、核持ち込み(=共有)と引きかえに米軍基地の縮小と地位協定付属文書の改訂をDeal しよう! これにトランプなら乗ってくるかもしれない。。。。(小李)
「石破さんは今回自民党総裁選で自民党員によって選ばれた。あと広い意味では国民によって選ばれた代表だという思いとともに石破さんの心の中では神様によって選ばれたと彼は思っている。
だからそれで神様に選ばれた使命が何なのかと石破さんが思うことで日本の進路は大きく変わってくる」と指摘する。
なぜなら、きっとそれが政治に感動を起こすとともに、自らに与えられた使命であり、神様のお役に立てることだと信じているだろうから。
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議席は減らしても政権与党にとどまり、裏金安倍派議員を選挙で落とせば石破氏は党内支配力を高められ、非公認候補&比例重複禁止議員の落選で『党としての禊ぎは済ませた』ことになる。
それくらいのパワーポリティックスは計算済みだろう。麻生/高市組が党を割る反乱に出たら別だが、野党陣営含め、日本を変えられる人材は他にいないので、私はむしろ勝たせてやりたい。
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