自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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最果タヒさんの詩

2021-05-05 | 社会・時事

「若者に人気の詩人、最果タヒさんの詩が、工事現場の仮囲いに書かれている」と新聞記事にあったので、所用のついでに見てきました。

「若者に人気」と、まあ何とステレオタイプなこと。
年寄りだって、注目している作家さんです。
神戸市出身の最果タヒさんは、ペンネーム(でしょう?)からして、すでに詩的です。

工事現場とは三宮駅近く、2025年度以降に竣工予定の神戸市本庁舎2号館の旧庁舎解体現場と、東遊園地に2022年春にオープン予定の「子ども本の森 神戸」の建築現場です。



神戸市役所2号館は阪神・淡路大震災で6階部分が押しつぶされたため6~8階を解体、耐震構造を加えてそのまま使用していました。震災後だけでも26年間、よく頑張りましたね。
子ども本の森は安藤忠雄さんが神戸市に寄贈する子ども図書館です。

フォントのデザイン、色使い、配置は最果さんと一緒に仕事をすることが多い、デザイナーの佐々木俊さん。

今回の詩はすべて書き下ろしです。
10月1日まで展示される予定なので、一部分ずつだけでもじっくり読んでいくつもりです。

こうべ花時計の図案は神戸市中央区区制40周年記念で、区のマスコットキャラクター「かもめん」です。
花時計の周りに詩は書き込まれています。

 

 

コメント (6)
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