25日まで開催されていた、六甲ミーツ・アート芸術散歩2018。
六甲高山植物園に入園するとき、「もう紅葉は散っていますけれど、よろしいですか?」とたずねられました。
これまでは早い時季に入園したので、花も、紅葉も、アートも同時に楽しめましたが、さすがに11月も終わりとなると、咲いている花はほとんどない園内です。
そんな中でも、毎日開かれている園のスタッフさんによる花のガイドがありました。
実やタネや冬季の草木の状態や、今年の植物事情など、この時季ならではの話が聞けました。
サラサドウダン
花は下向きに咲きますが、タネは上に向いて飛び散ります。
マムシグサ
ヤマトリカブト
キクバヤマボクチ
ツルニンジン
星型の実です。
ノササゲ
キイジョウロウホトトギス
この花も下向きに咲き、実は上を向きます。
イロハカエデ
紅葉前の葉っぱではなく、一度紅葉しないまま落葉したあと出てきた新しい葉っぱです。
ドウダンツツジは自生、樹齢90年と推定されています。
街なかのドウダンツツジは剪定されて丈の低いものが多いです。
シャクナゲ
葉っぱの裏は1年中ベージュ色のビロードのよう。
ナツツバキの樹皮はおしゃれな模様
ジンジソウ
タコノアシは紅葉して、まさにタコの足のよう
フジバカマ
そう多くは咲かなかった、こんな狭い場所にもアサギマダラはしっかり飛んできたそうです。
(11/24撮影)