6月17日(日) 京都府長岡京記念文化会館で長岡京市民管弦楽団第27回定期演奏会
曲目はー
W.A.モーツァルト◆歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 序曲
G.フォーレ◆組曲「ドリー」(アンリ・ラボー編)
A.ブルックナー◆交響曲第4番 「ロマンティック」
アンコールでー
ヨハン・シュトラウスⅡ◆トリッチ・トラッチ・ポルカ
指揮:山本貴嗣さん
久し振りに長岡京まで聴きに行きました。
フォーレのドリーはもともとピアノ連弾用に作曲された曲を管弦楽向けに編曲したものです。
1曲目の「子守歌」はフルートで聴くことも多いですね。
プログラムを読むと、フォーレの妻を通じて知り合った銀行家の娘エンマ・バルダックに女の子が生まれ、エレーヌ(愛称ドリー)と名付けられました。
フォーレは誕生日を迎える度にドリーに曲を作り、プレゼントしたそうなのです。
なんと6年にもわたって・・・。「ドリー」は6曲からなる組曲です。
ブルックナーの4番「ロマンティック」という標題がついていますが、いわゆる「情緒的」、「何となく甘い感じ」という意味はないそうです。
私はブルックナーときくと、カチンコチンの堅物おじさんをイメージしてしまいます。
約70分のハイテンションな曲をみごとに演奏していました。
演奏会の成功に気をよくして、打ち上げの席をもった団員さんも多かったでしょうに、翌朝、この地域を地震が襲いました。
会場前のコンテナで咲いていたアジサイです。