自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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六甲アイランドの美術館めぐり

2018-06-10 | 展覧会

神戸港に浮かぶ人工島、六甲アイランドには3つの小さな美術館があります。
時々、ぶらりと美術館巡りをする私です。

2日の土曜日は好天だったので、島の南端まで、バスで行ってみました。
ビーチではないのですが、まるで南国の海岸のような雰囲気があります。

 

そこから北に歩いてまず、神戸ファッション美術館へ。
7月1日(日)まで、大正ロマン昭和モダン展開催中です。

 

大正ロマンというと、竹久夢二の細面の女性像が浮かんできてしまいますが、この展覧会、作者も表現方法もバラエティに富んでいます。

大正末期から、昭和初期に活躍した高畠華宵、太平洋戦争直前から、昭和30年代ころまで本の表紙や挿し絵で特徴ある少女画を描いた中原淳一の絵は私の記憶の片隅にも残っています。

チラシに使われているのは、小早川清の作品です。
思えば明治、大正は遠い歴史の中に、昭和どころか、平成時代もあと1年を切りました。

 

次に入ったのは神戸ゆかりの美術館
7月8日(日)まで、鋼の錬金術師展開催中です。

 

ごった返すとまでは行かなくても、比較的^^若い人たちが会場をいっぱいにしていました。
全世界でシリーズ累計発行部数7千万部を超える大ヒット作品になって、アニメ化や実写映画化もされたコミックの原画を集めた展覧会です。

コミックは私の苦手な分野で、恥ずかしながら「鋼の錬金術師」を読んだことがないし、作者の荒川弘(ひろむ)さんが女性だったなんて、なおさら知りませんでした。

会場の最後に荒川弘先生と写真を撮影できるコーナーがあります。
荒川さんは眼鏡をかけたホルスタイン^^。3人のお子さんを持つママだそうです。

 

六甲アイランドの北端近くにあるのが、神戸市立小磯記念美術館
7月8日(日)まで、神戸市立博物館所蔵「洋画セレクション」展開催中です。

 

神戸市立博物館が2019年11月まで、リニューアルに向けて休館中なので、同館所蔵の洋画コレクションを展示しています。

常設展示はもちろん小磯良平作品です。
館の中庭には小磯のアトリエが移設されています。

 

 

 

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