5月3日（日・祝） 兵庫県立芸術文化センター大ホールで、
グリーン交響楽団スプリングコンサート2015
曲目は―
ルロイ・アンダーソン◆舞踏会の美女
ジョルジュ・ビゼー◆歌劇「カルメン」より、闘牛士、前奏曲、アラゴネーズ、間奏曲、
ハバネラ、アルカラの龍騎兵、闘牛士のうた、夜想曲、ジプシーの踊り
ニコライ・リムスキー＝コルサコフ◆交響組曲シェヘラザード「千夜一夜物語」による
アンコールで―
ルロイ・アンダーソン◆フィドルファドル
ゲストコンサートミストレス/蔵川瑠美さん
指揮/白谷隆さん
華やかでうきうきするようなメロディーで一気に聴衆の心を引き寄せた「舞踏会の美女」。
男の心をもてあそぶ妖しい美女「カルメン」の激しいリズムや民族的な旋律。
シャリアール王の氷のように冷たくとざされた心を、美しく聡明な女性シェヘラザードが優しく融かしていく、物語性あふれた曲の流れ。
美女づくし＾＾の、絵が浮き上がってくるようなプログラムでした。
グリーン交響楽団は株式会社みどり会をスポンサーにもつ、日本では珍しい実業団オーケストラなのだそうです。創立27年とのことですが、今回初めて演奏会に出かけました。
シェヘラザードはコンサートマスター（ミストレス）のソロが聴きどころになる曲です。広島交響楽団でコンサートミストレスを務める蔵川瑠美さんがその大役を見事に果たしていました。
