ヒアアフターを観てきました。
私がよく目にしている、おすぎさんのレビューでは、
「UFOとか幽霊の存在を信じている人、死後の世界があると思っている人はスンナリと入っていける“人を選ぶ映画”です。」
と、少々辛口な評価でした。
私は臨死体験のことは体験した人がわりあい同じようなことを言うし、その明るさや浮揚感が決して悪い感じじゃないので、よしよし^^と思うほうですが、おすぎさんの判定だったら、スンナリ入っていけないタイプの人間です。
でも、穏やかな気持ちで観終えることができた、あと味のいい映画でした。
マット・デイモンとセシル・ドゥ・フランスの静かな近づきかたやこれからの安らげる生活を暗示するラストに、ホッとしました。
つまるところ、私はハッピーエンド好きなんですね。
アジアのリゾート地、サンフランシスコ、パリ、ロンドンと映画ならではの世界の旅もできました。
映画を観て、家に向かう駅のそばに、ビッグイシューを売るおじさんがいました。
今観てきた映画の監督、クリント・イーストウッドの表紙でした。
インタビュー記事が巻頭にあるということですね。
このビッグ・イシュー、定価300円のうち、160円がホームレスから自立しようという販売者の手元に残ります。
ぶ厚いフリーペーパー全盛の時代に、どうやって生き残っていけるのか心配しつつ、1部買って帰りました。
(映画のスチール写真はgoo映画から借用しました)