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自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

八十八歳と八十五歳。ひとりを楽しむ手紙友達、食べ友達~吉沢久子、清川 妙

2007-08-26 | 
昨日(8/25)の朝のフウセンカズラの実です。

10mmにも満たない小さな花から、どうして、こんな大きな実が生るんでしょうね。


『八十八歳と八十五歳。ひとりを楽しむ手紙友達、食べ友達』吉沢久子さん、清川 妙さん(海竜社)を読んだのは5月の始めでした。

今ではお2人とも1歳お年を重ねていらっしゃいます。

お2人とも好奇心のかたまりで、本を読むのはもちろんのこと、映画を観たり、講座をもったり、海外旅行に出かけたり、文章を発表をしたり、年を重ねても、私のあこがれるアクティブな日々を過ごされています。


吉沢さん(1918年・東京生まれ)の手紙に、こんな部分がありました。

「共に生きた同世代の友人たちは、もう、ほとんどいなくなり、今おつきあいをしている方々はほとんど私より年下です。・・・・・
できる限り自分の能力で暮らしたいと思っている私です。」

切ないですが、いずれ通る道です。

●写真は5/24撮影。フウセンカズラの本葉が出てきました。


清川さん(1921年・山口県生まれ)の返事です。

「ふうせんかずらの大きな実がついているのを少し切って、黒い大丼に活けたり、今が盛りの食用菊のお料理をいそいそとなさったり――吉沢さんのお手紙にはいつも季節が香っていて、いかにも愉しそう。・・・」

これを読んで、フウセンカズラを今年も植えようと思ったのでした。

●写真は8/1撮影。フウセンカズラの花と、でき始めの実です。


フウセンカズラ、ムクロジ科です。

●昨年のタネと今日(8/26)採ったタネです。緑の実の中のタネもつやつやと、かわいらしいです。


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