自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

これもトイレまわりの音

2004-08-21 | 社会・時事
トイレで手を洗った後の水滴を風で吹き飛ばすハンドドライヤーの売れ行きが好調だそうだ。(8/19神戸新聞)

ジェットタオルの名で販売する、シェア1位の三菱電機によると、
O157の感染拡大が問題になった1998年ごろから台数が伸び出したとのこと。
03年度の総販売台数は5万5000台にのぼるという。

ハンケチはぬれたままポケットにしまうため不衛生。
個人用タオルをつっておくのは場所をとる。
紙タオルは省資源に反する。
といった理由で保育園・学校向けの販売が増えているそう。

たしかに公共の場所でも設置されているところが多くなった。
でも、音がねぇ。

で、これは兵庫県立美術館のもの。
展示室の近くにあるトイレからブォーッゴォーッと無粋な音が響く。
トイレがすごく近くに配置されている展示室があるのだ。

メーカーでは今、消音の研究に力を入れているんだって。


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何考えてるんですか?小泉さん。

2004-08-21 | 沖 縄
沖縄国際大学の構内に米軍ヘリが墜落してから10日経った。
沖縄にはいとこの家族が住んでいる。もっと近しい人も暮らし始めた。

だから、今回の事故も他人事ではない。
でも、世はお盆休みだ、高校野球だ、オリンピックだと言っているうちに、本土のメディアの扱いはどんどん小さくなってしまった。

それは仕方がないことだと思う。
新潟・福井の水害を、台風15号の被害のことを、古くは三宅島の離島者のことを、地下鉄サリン被害者のことを、当事者以外がどれだけ思い遣ることができるだろうか?

だから私はここに少しだけ憤りをぶつけておく。

今朝、沖縄から電話が入った。用件は9月の予定で我が家が関わることの連絡。
最後に付け加えたのは
「本土の人はもう今回の事故のことは全く過去のことみたいだね。それに小泉さんには正直失望した」
だった。

ヘリの墜落した沖縄国際大学は普天間基地と接している。
昨年、普天間を視察したラムズフェルド氏ですら危険だと驚くほど、基地は市街地に近い。
今回の事故も民間人に死傷者が出なかったのが奇跡なほど、バラバラになったヘリの破片が民家を直撃している。事故があったのは8月13日午後2時過ぎ。轟音にあわてて昼寝中の赤ちゃんを抱きかかえて逃げた部屋に破片が飛び込んだ家もあるのだ。

にもかかわらず、沖縄県警は地位協定を盾に現場検証を米軍から拒否されている(8/18現在)。完全防護服に身をかためた関係者がグルグル巻きに包んだ事故機の機材を持ち出している。モノは何なんだ。
しかも普天間から、イラク派遣に向けてまたヘリは飛び立ち始めた。

そんな中、小泉首相はコメント一つ出さず、夏休みを理由に、沖縄県知事との面会を拒否している。大したことないとの認識らしい。オリンピックのメダリストに電話をかけるヒマはあるのに、だ。

これが東京、首相の地元横須賀、参院選前の事故だったら同じ態度がとれましたか?

(写真は琉球新報のWebサイトから借りました)


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