この前、親戚の倉庫の本を見ていたら、この本を見つけました。石立稽古 置碁自在 服部因淑著述 八目
置之部 九 という本です。大きさは、はがきサイズです。
ネットで調べてみると、文化7年(1824年)に全10冊が出版されているようです。服部因淑は、美濃(岐阜県)出身 井上因碩の門下の人で、お城碁を打ったほどの碁打ちのようです。
裏にこの本が、いつ出版されたかは、書いてありません。横のほうに方圓書房とありました。方円は、囲碁の別名の一つです。
おそらく、江戸時代の本を、明治時代に、再出版したものと思います。岐阜県には、方円堂書店という出版社もあり、そこと関係があるのかもしれません。
この本の持ち主は、おそらく、私のひい祖父さんで、島根県飯南町の人です。小学校の先生で、よく碁を打っておられたとのことです。
本のほうは、全巻そろっていたら、価値は少しはありそうですが、1冊では、たいしたことはなさそうでした。
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