アサギマダラの迷足譜

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日本棋院広島県支部対抗戦2:上手のへたくそ

2018年09月04日 | 囲碁

上の画像、次は白番です。どうなるところでしょうか。

日曜日の支部対抗戦、3人の団体戦で4局戦いました。3将ででたので、気楽には、なったのです。それでも、対局前には、明治チョコレートのカカオ95%を食べました。にがくて、おいしくはなかったのですが。眠気はとれました。第1局は、優勝した笑石会Aチームでした。お互い5段なので、にぎって黒番でした。序盤からうまくうたれ、黒チャンスなく完敗もいいところです。実力差を感じました。検討にもつきあってくださいました。その碁を紹介する予定でしたが、肝心な30手目くらいから、昨日はもう並べなれなくなりました。何回かこの大会に5段ででて、6段の人と対局して、2子でも勝てそうにないことは、何度も経験しましたが、5段の人に、まったく勝負にならなかったのは、初めてです。笑石会は段がきびしいのでしょうか。

第2局は、4段の人に相手のポカで運よく勝ち、ほっとしました。さて、食後の第3局、準優勝した海田Aチームの対局です。相手は3段で、2子局です。その序盤が上の画像です。

黒6とこられたので、これは、この碁は勝てるだろうなと、慢心しました。かしやさんの勧めは、白7では、ハネダシだそうですが、その手は私には、打てませんね。黒12のキリにびっくりしました。打たれた記憶がありませんでした。どうしたものかと少し考えて、打ったのが次の画面です。

黒10まで、白最悪もいいところ、もう負けに等しいですね。上辺の白3子が、固い黒石にへばりついて、なんの役目もはたしていません。白9も泣く泣く打ったですが、ここを2段バネされては、いけないでしょう。

さて、局後の検討には、相手はいなかったのですが、海田チームの主将に教えていただきました。

まず一つ、白3とつきだす手です。これは、実はわたしも考えたのですが、先に抜かれるのと、1子がまったくのむだ手になっているので、私は却下しました。しかし実戦より数段いいのです。ただし、黒もアタリに対して、次ぐかどうかはわからないそうです。

次にその人が本命の手を指導していただきました。

こういうところは、白3と黙ってつなぐのが、石の形だそうです。なるほど、これなら、白5と切れますね。そして、白7,9とハネツギます。そうすると、17-三と17ー八が見合いになって白はしのげるのだそうです。

この図は、次の下図の時に使うのとほとんど同じです。それも指導していただきました。

両ガカリ定石です。黒が5とおさえ、強引に黒9と切った時の、白の対処方法です。この図は、よく知ってしましたが、応用がまったくきかなかったですね。

というわけで、実戦画像2の黒10となって、はやくも、へたくそな上手が暴露されたのですが、次の白11手目から、どんどん、白はまる裸にされていったのです。(木曜日につづきます。)