アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

キューポラの街のアート

2007-02-05 14:06:25 | アートな旅

私の友人は都内の3階建て一戸建住宅から将来を考えて、埼玉県川口市に引越ししました。

元サッポロビール工場跡地に出来た広大な敷地の中に800所帯も入る巨大マンション群と巨大ショッピングモールが出来上がりました。

そのマンションを訪ねて川口駅近辺のアートに触れてきました。

川口市は「キューポラのある街」として有名な鋳物の町です。
「キューポラ」とは鋳物工場で鉄を溶かす円筒形の炉のことです。
昔はコークス炉でしたが電気炉に変わり鋳物工場の煙もみられなくなりました。吉永小百合主演の「キューポラのある街」は有名ですが、鋳物の不振と都心近郊と重なり東京のベッドタウン化してきました。

街の記憶を残すために鋳物で作成したアートを街中に何気なく設置して素晴しいアートの街として蘇りました。

友人に案内されて街中の鋳物を探してみました。本当に美しいアートのある街でした。

コンテナ

ベンチ

 働く人

電話ボックス

朝倉響子作

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4 コメント

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Unknown (とうさん)
2007-02-05 15:23:17
かっての鋳物の街に、鋳物の芸術作品を残されているのですね。朝倉響子の作品をはじめ昔をしのぶ素晴らしい作品を拝見しました。「働く歓び」は誰の作品でしょうか?
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鋳物アート (サッチー)
2007-02-05 20:54:51
とうさん、有難うございます。
「働く歓び」はとても大きな彫像です。川口駅前にありますが製作者は分かりません。かつてはそこに汗と砂で真っ黒になて働く職人の姿があったことの記憶を残しているのでしょう。
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キューポラの街 (れいれい)
2007-02-05 22:18:43
サッチーさん強い風の吹く中での散策になりましたね。昔の鋳物の街は吉永小百合の映画しか分かりませんが鋳物を生かして見事なアートの街になりそれらを探しながらの散策は楽しいものです。
「働く歓び」は当時工場で働いていた姿そのものなのでしょう。
川口駅周辺の道路にはめ込まれたタイル絵とかビルの外壁や見落としそうな所にちょこんとある像を見るのは心和みます。
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鋳物アート (サッチー)
2007-02-06 08:34:22
れいれい、おはよう。
寒くて風が強くて倒れそうだったけれど、川口の鋳物アート散策は本当に素晴しかった。昔のイメージを払拭して生まれ変わった鋳物アートの街はまた新しい発見を期待して訪ねたいと思います。
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