詩【 生 き る ( 6 ) 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(76)

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　　生 き る ( 6 )

　　　　
なにごにとよらず

満たされてしまうと

人間

そこで満足してしまう

つまり停滞してしまう
゛
注意しないと人生の終点になりかねない

だが人間

死ぬまで進歩し続けることが大切

満たされる現実に気をつけなければならない

満たされない部分が残っていれば

まだ楽しみもある

その楽しみを満喫しよう

人間、これでいいと収まりたくない

満たされない部分があっていい

詩【 余 裕 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(75)

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　　　余 裕　
             

人生には
余裕がなければ駄目
心に余裕がないと
追い詰められ
日常生活がキリキリ舞いになる
外に出ても力を発揮できない
思わぬ失敗をする
追われないで生きるためには
余裕が必要
ゆとりのある生活
それが人生を明るくしてくれる
豊かで確かなものにしてくれる

詩【 苦 し む 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(74)

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　　苦 し む


苦しまなければ
何も生まれない

苦しまなければ
何も身にならない

苦しまなければ
何も掴めない

苦しまなければ
何も手に入らない

楽をしていては
駄目だ

苦を苦と思うな
苦労を苦労と思うな
苦や苦労は
人間に与えられた
試練
苦や苦労は
人間に与えられた
天罰
悪事を働かず
真面目に生きていても
天罰は降りかかる

だから人間
苦や苦労から逃れられない
だが
修行によって
救われるかもしれない

詩【 人 生 ( 16 ) 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(73)

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　　人 生 ( 16 )


人間
人生の
目標を立てることは当たり前
だが
幾つになるまでに
それを決めなければならない
幾つだから
こうあらねばならない
と決めつけるのは問題
自分を追い込んで
心に破綻をきたさないように
のんびりいこう
目標も大切だが
それに翻弄されないように
時間は待ってくれる
良く検討して
ゆっくり歩もう
人生
焦るのは禁物

詩【 純 粋 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(72)

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　　　純 粋


純粋が故に
他人に理解してもらえない
純粋が故に
他人とぶつかる
純粋が故に
他人と苦い思いをしなければならない
純粋さを捨てなければならないのか
そして汚れなければならないのか
大人になるには
世間に認めてもらうためには
純粋さを捨てなければ
仲間に入れてもらえないのか

でも
私は
青いままでいい