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女性の薄毛の原因…加齢などで血流・女性ホルモン低下

2014年11月11日 | 健康情報

ストレスためない

女性の薄毛治療を専門に行うAACクリニック銀座(東京都中央区)の浜中聡子院長(39)

によると、女性の薄毛は、頭頂部を中心に髪が薄くなる「びまん性脱毛」が主な症状。

血流の低下が一因とされ、睡眠不足やストレス、加齢などにより頭皮が硬くなり、頭頂部まで

栄養が届かなくなる。激しいダイエットも血流の低下を招くことがあるという。

女性の毛量の維持には、女性ホルモンの一つ、エストラジオールも関与しており、産後や

更年期にホルモンバランスが乱れると抜け毛が増えやすくなる。また、女性ホルモンが

低下すると、うねりや乾燥が強くなり、髪は細く切れやすくなるという。

浜中院長は「髪の健康のためには、バランスの取れた食事と睡眠、ストレスをためない

生活が大切です」と話す。

女性も男性型に

更年期などで女性ホルモンが低下すると、男性型脱毛症状が目立ち始めることもある。

治療としては男性と同様、血管拡張効果のある発毛成分「ミノキシジル」を含む外用薬が

有効だ。ただ、男性が内服する男性ホルモン阻害薬「フィナステリド」は、妊娠中の女性が

使うと胎児への副作用があることが知られているので、女性には使用しない。

つむじから手前5センチ 髪の根元を立ち上げる

『解決!大人の髪のSOS』の著書がある東京都中央区のヘアケアブランドショップ

「ラ・カスタ銀座本店」のヘッドセラピスト、細川ひろ子さんに髪の整え方を聞いた。

「ボリュームを出したいときは、生え際から頭頂部に向かい、毛の向きとは逆方向に

ブラッシングをします」と細川さん。つむじから手前5センチの髪の根元を立ち上げる

テクニックを身に付けると髪形がきれいに決まる。

シャンプー後の髪の乾かし方にも正しい方法がある。まずは、ドライヤーで後頭部から

頭皮を乾かし、髪の内側に風を送る。髪が8割程度乾いたら、冷風に設定してクールダウン

させる。こうすることで、ふんわり自然なボリュームが出るという。

 

(2014年11月11日 サンケイ新聞) 

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