ちよ馬券、今週はダート王を決めるJAPAN CUPダートだ。
阪神競馬場3歳上ダート1800mで行われるが、阪神の千八になったのは3年前からだ。
国際招待レースだが、今年も外国馬の参戦はない。
JCダートの優勝馬を見ると、ダート界の下剋上がよくわかる。
’07ヴァーミリアン・’08カネヒキリ・’09エスポワールシチー、そして’10トランセンドだ。
カネヒキリだけは’05にも優勝しており、’08は屈けん炎後の復活劇。
今年の焦点は、果たしてトランセンドを倒すダート界の新王者が現れるかだ。
本命は・・・。
スマートファルコンが出ないこのレース、16トランセンド(牡5)の王座はゆるぎない。
今年のフェブラリーSを逃げ切り、ドバイ・ワールドカップではヴィクトワールピサに次いで2着となり日本馬のワン・ツーフィニッシュを演出した。
前走JCBクラシックでは勝ったスマートファルコンの2着だったが、ゴール前差をつめている。
実力・勝負根性は突出しており、大外ももまれないで済むのでプラスだ。
今年は大外なので逃げる無理はしないが、先行して好位置につけゴール前・・・必ず差す。
相手は・・・。
2強並び立たずと言うが、人気を分けるであろう6エスポワールシチー(牡6)は調教でフラフラしていたので心配だがしかたあるまい。
GⅠの常連といえる5テスタマッタ(牡5)・8バーディバーディ(牡4)・13ダノンカモン(牡5)はくせ者揃いだ。
初ダートで快勝したデムーロの14ヤマニンキングリー(牡6)は、押さえねばなるまい。
牝馬はこのレース実績ないが、千八は9戦8勝の11ミラクルレジェンド(牝4)。
この後は、GⅠ初挑戦組となる。
逃げ粘れるか15トウショウフリーク(牡4)は、未勝利から1600万まで5連勝してオープン馬になった。
あとは、唯一の関東馬ルメールの10フリソ(牡5)。
最後に、夏を越して2連勝の上がり馬でヴァーミリアンの弟2ソリタリーキング(牡4)。
結論
三連複軸1頭流し 16-2・5・6・8・10・11・13・14・15 36点買い
結果追記する。
結果追記
16トランセンドは強かった、JCダートを2連覇したのは史上初だ。
まずスタートしてびっくりしたのは、16トランセンドがハナにこだわり大外から強引に先頭に立ったことだ。
その時の斜行で、15トウショウフリーク・12ニホンピロアワーズの進路をふさぐ形となり審議となった。
先頭に立ってからは、藤田伸二の絶妙なペースでそのまま直線に入る。
16トランセンドを終始マークしていた6エスポワールシチーが、懸命に仕掛ける。
それより脚いろがよかったのが、内ラチ沿いを進んだ牝馬の4ラヴェリータ。
この2頭が逃げる16トランセンドを追うが、その差は縮まらない。
その追う2頭の間をぬって、ものすごい豪脚で抜けてきたのが9ワンダーアキュートだった。
しかし16トランセンドは危なげなく逃げ切り優勝、陣営の作戦が功を奏した。
危なかったのは審議の方で、スレスレのところでセーフとなった。
2着争いは、突っ込んできた9ワンダーアキュートと先行していた6エスポワールシチーとの写真判定となる。
スローで見てもどっちが2着か、まったく判らなかった。
わずかの差で、9ワンダーアキュートが2着6エスポワールシチーが3着。
2強並び立たずと言うが、本当にそのとおりになってしまった。
9ワンダーアキュートはスタートで大きくつまずいて、文字どおりスタートでつまずいての2着はりっぱだ。
4ラヴェリータはラストランを、大健闘の4着で飾った。
そのあとは大混戦で、5着から8着まで印をつけた13ダノンカモン・11ミラクルレジェンド・14ヤマニンキングリー・2ソリタリーキングが続いた。
馬券の方は、2着の9ワンダーアキュートが抜けてしまいハズレた。
毎年本命は当てるのだが、どうしてもヒモが抜けてしまう。
これで6エスポワールシチーが4着以下になっていたら地団駄踏んだだろうが、この配当なら悔しくもない。(負け惜しみだ)
三連複 6-9-16 920円 ハズレ
次回は、いよいよ今年の総決算有馬記念だ。
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