2005/12/22 和歌山 新宮 世界遺産祈念コンサート 全龍寺『冬至会』
２００４年の本宮のお導きに続き新宮が顕れ熊野三山が出揃ったところで、
次の２００５年も新宮でした！
始めて熊野に神様が降りたと言われる、熊野速玉神社の旧社地「ごとびき岩」。
ここには私もこれまでに何度も登った事でしょう。
冬季の１年に一度の「お燈祭り」では、
垂直の急激な石段を若者が松明を持って駆け下り、命を落とす者もいます。
その聖地を裏山に拝する「全龍寺」。
そこで催されたチベットの高僧をお招きしての冬至の極寒の中での演奏会でした。
この時私は中辺路経由で本宮～新宮に向かおうとしていましたが、急に降り出した大雪に熊野古道「近露王子」あたりでの積雪にそこからの登り坂でノーマルタイヤがスリップを始めギブアップ。
白浜・富田まで引き返す事に・・・。
下り坂でスリップしてブレーキを踏む自動制御装置が「ダッ・ダッ・ダッ・」と鳴り響き、辛うじて前方の車に数メートル手前の距離で停車したり、時速２キロの速度でどれだけ走った事でしょう、
生きた心地がしませんでした。
南国熊野にしては大変珍しい事です。
無事雪のない世界に生還した後は、紀伊半島の海岸沿いを遠回りし延々車を走らせ本番直前に「全龍寺」に到着。
セッティング後、リハもそこそこに本番を迎えた時の事を想い出します。
動画はコチラ↓
http://02ma.com/movie/zenryuji.html
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