「市野々小学校」。
一昨年に「水車発電の桜のコンサート」をさせてもらった場所です。
今回の熊野詣への旅は、
この場所を再び訪ねる事が最初のきっかけでした。
一昨年に、インドネシア・ロンボクで今も電気のない生活を観せられ帰国した直後の演奏会。
今から思うと、その1年後に起きる東日本大震災・・・
原子力発電の事故の件も含め、
この時の演奏会のテーマの全てが、その後の日本の出来事の雛形になっていたのではないかとも思わせられたりもします。
私もこの時に初めて、関西の電力の殆どが原子力である事を識りました。
今回GW少し前に、奇遇にもたまたまいつもお世話になっている勝浦の方から御連絡をいただき、
その電話で、私もあの台風以来行けてなかったずっと気になっていたこの場所にこのタイミングでどうしても行きたくなり急遽旅立つ事に。
このGW前日、何処のホテルも予約満席の中、
色々ネットで探したところ、唯一・某勝浦随一有名ホテルの一室だけが空いていました。
これも何かの導きでした。
勝浦から那智の滝に向かうと、
テレビで観ていたりして私が想像していた通りの景風景が現れ始めます。
でもそれは、次第に想像以上の過酷な風景に変貌していきます。
半年以上経っても残るどうしようもない状況には、
大自然の前では何も出来ない人間のちっぽけさを感じさせられます。
土石流で流されて来た石ころが草木をなぎ倒し、
景色が変わっている場所が展開します。
ここでも東方新宮方面に不思議な雲が立ち昇りました。
一昨年の「桜のコンサート」、
ここが市野々のその場所です。
桜の樹は健在でした!
その一昨年の河原の桜が満開の風景。
かつて、この水の枯れた用水路に水車は設置されていました。
今はその水車も流され、
思い起こせば涙が溢れ出て来ます。
この場所では、
多くの方が犠牲になられました。
かつてこんな素敵な「水車電力による桜のコンサート」が繰り広げられていました。
一昨年の春の長閑な風景。
土砂災害以降の今年も、
その桜の樹は今年も花開いたと聞きます。
河原奥の景色は一変していました!
全ての草木がなぎ倒され、
スコーンと空が開けた感じでした。
それは想像を遥かに超えていました。
山肌にも無数の傷跡が残ります。
今回私は、この変容の那智権現に強烈に導かれました。
今回のメイン、「那智の滝」に向かいそれをさらに思い知らされます。
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