【02MA RECORDS】では今回のヒーリングピアノソロ3rd.アルバムで10年間で9タイトル目のリリースとなります。
その中でも、これまでのヒーリングシンセとヒーリングピアノの「色のシリーズ」6部作の制作過程を辿りました。
最近の曲の殆どが頭で考える事無く、専門用語で「降りて来る」様になりました。
それは一枚目の青「rlung*風」 シンセサイザーソロアルバムから始まりました。
大自然との対峙の中や瞬間の直感によりそれは起こります。
そんな形で生まれた曲がそこそこ貯まりはじめると、色を予言する人が現れます。
この青の時の様に写真を持って来てくださる方もいらっしゃいました。その殆どが初対面の方です。
次にジャケットデザインをしてくれる方が登場します。
「赤いルン」の時は、「mar-pa」の初代マネージャーの方との再会がありました。
坂本龍一氏のジャケットデザインも手がけられた事のあるデザイナーの方です。
ポニーキャニオンDVD「Virtual trip 高野山」収録に同行させてもらった時の、私が撮った高野山の奥ノ院「立里荒神」の雲海の日の出前の写真をアレンジして戴きました。
この時も色の伝道者が現れていました。
本当は日の出の写真を撮りたかったのですが、その直前に何故かカメラがフリーズしてしまいその最後の写真が、たまたまこの朝焼けの赤でした。
楽曲とジャケットデザイナーが出揃った頃、
上手い具合にアルバムリリースに必要な経費が賄える様な事が起きます。
臨時収入。
商業音楽ではないこの様な作品は、決して儲かる様な事にはなりません。
なので、何らかの副収入がない限り次のアルバムリリースには繋がりませんが、
決まってそんな事は起きました。
そして、録音日程・プレス工程に必要な時間を逆算しリリース日が決定します。
今回紫の金環日食 '12/5/21 リリースもそんな感じでした。
続く。
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