オリンピックの開会式まであと数日ですが、東京には4回目の緊急事態宣言が発出中で、その状況下でのオリンピック強行が吉と出るのか凶と出るのか? コロナの感染拡大が拡大しない事を祈るしかないですね。
さて、道の駅巡り≪奈良県編≫ 第7回目ですが、去年訪問した時の写真がなぜかPC内に残っていなくて、改めて写真を撮りに行こうと思っていたのですが、コロナの感染が増加傾向になり、越県自粛を余儀なくされてしまい、それが解除されるのを待って今年6月26日(土)に約1年振りに行って来ました。
まず最初に紹介するのは「道の駅 杉の湯 川上」で、最初に訪れたのは2016年6月に国道169号線全線走破した時です。その後、去年7月、和歌山県の道の駅巡り≪第2回≫で紹介した「道の駅 おくとろ」からの帰りにも立ち寄った道の駅です。
過去2回はいずれも南側からのルートでしたが、今回は北側からのルートで、京奈和道五條ICから国道309号線、国道24号線(国道168号線重複)、国道370号線を経由して、国道169号線に入りました。(上のGoogleマップのルートとは一部異なります。)
天気は少々曇り空で、今にも雨が降り出しそうな気配ですが、それにしても人がいませんね。過去2度の訪問時はバイクが屯していて、多くの人で混雑していましたが、これもコロナが影響しているんでしょうか? 1993年4月22日の道の駅制度が生まれた第1回目に登録された、吉野郡川上村の国道169号線沿いにある道の駅で、管理団体は川上村となっています。
建屋の入口には「山幸彦のおみやげ屋」と書かれた看板が掲げられていますが、こちらの道の駅や川上村との関係性などは分かりません。「山幸彦」に関してはこちらをご覧下さい。
川上村の観光マップです。川上村は、紀の川(奈良県では「吉野川」)の源流部に位置する村で、人口は約1,000人程度です。大台ヶ原へのアクセス拠点にもなっています。
道の駅の登録証です。目立つ所に掲げられていました。時刻はまだ早い時間でしたので、名物の麺コーナーは準備中のようでした。
道の駅沿いの国道169号線を南に向かって写した青看です。大台ヶ原へはこの先にある伯母谷ループ橋を渡り、県道40号線でのアタックとなりますが、この40号線、かなりの山岳道路で、改良工事は進んではいますが、一部離合困難な険道部分も残っています。観光シーズンには大型バスもやって来るので、離合困難部分で出くわすと地獄を見ますよ。
道の駅の対面にある駐車場にも「山幸彦の村 かわかみ」と描かれた図画のようなものが掲示されています。で、ちょっと気になったので調べて見た所、毎年11月に「山幸彦まつり」と言う祭事が開催されているようで、山幸彦と川上村とは何かしらの因果関係があるようですね。
道の駅に隣接する形で、「ホテル杉の湯」があり、日帰り温泉なども楽しめるようです。ここの料理人が作るダシを使った「うどん」と「そば」がこちらの道の駅の名物となっているようです。
この日訪れた道の駅のスタンプは既にゲットしているので、写真撮影を済ませて次の道の駅に向かう事にしました。
次の道の駅に向かう途中にある伯母谷ループ橋の標識です。169号線の難所部分を5本のトンネルと橋梁4箇所で構成されたループ橋となっています。旧道は今も残っている(走行可能かは不明)ようですが、かつて伯母谷を越えるにはこの旧道しかなく、交通の難所となっていた部分です。日本の技術力の高さを垣間見られる部分です。良く作ったもんです。😲
先に書いた2016年6月の国道169号線全線走破時に写し損ねた国道309号線との分岐交差点です。全線走破時の画像は某ブロガーさんから頂いた写真で、北向きに写したものです。今回の画像は南向きから写しています。ここから南側は国道169号線と国道309号線の重複区間になりますが、右折すると309号線単独となり、天川村方面に向かいます。この先にある行者還トンネルはシャッターのあるトンネルとして、酷道ファンには有名です。道路自体の線形もかなり悪い酷道ですが、≪奈良県編≫ 第3回で紹介した 「道の駅 吉野路 黒滝」に続く国道でもあります。
国道309号線の説明が長くなってしまいましたが、次に向かうのは「道の駅 吉野路上北山」です。予定では先にこちらの道の駅に行く予定でしたが、トイレ休憩も兼ねて、先に「道の駅 杉の湯 川上」に立ち寄る事にしました。
道の駅の標識です。こちらの道の駅も、国道169号線走破時に立ち寄った事のある道の駅です。「道の駅 杉の湯 川上」から約30分程で到着しました。
国道169号線沿いの道の駅ですが、恐らく奈良県の道の駅の中では、一番こじんまりとした道の駅になると思います。道の駅と言うよりコンビニと言った風情のある道の駅です。吉野郡上北山村にある道の駅で、管理団体は上北山村及び上北山村商工会となっています。こちらの道の駅も1993年4月22日の道の駅制度が生まれた第1回目に登録された道の駅です。
ここで少々、上北山村について書いておきます。奈良県の村の中では2番目の面積を持つ村(1位は十津川村)で、人口は2021年6月現在、推計で491人となっています。ここから国道169号線を更に南に進むと、下北山村に繋がりますが、下北山村には道の駅はありません。因みに下北山村の人口は2021年6月現在の推計で724人となっています。和歌山県にも飛び地の村として有名な北山村がありますが、いずれも廃藩置県以前は紀伊の国の牟婁郡に属していた地域です。(現在の奈良県上北山村と下北山村は、元は牟婁郡の一部であったが、後に大和国吉野郡に編入された。←Wikipediaより)
道の駅はヤマザキショップとなっており、前述したようにコンビニの役割を担っているようです。土産物コーナーもありますが、産直品などの販売はないようです。
道の駅の東側(写真右側)は北山川(この先、熊野川に合流)が流れており、対岸には上北山温泉があります。この日も、温泉目当てで訪れたと思われる他府県ナンバーの車が数台駐車していました。
道の駅から見た北山川です。橋の向こう側に見えるのが、上北山温泉の温泉施設です。渓流釣りの人の姿も見えますね。
渓流釣りの写真を撮らせて頂きました。丁度この後、鮎(だと思う)が釣れていました。鮎釣りってやった事ありませんが、お金もかかりそうですね。竿が長い!
「上北山温泉・薬師湯」です。数台の車が停まっているのが見えますが、温泉にはそれほど興味がないので、写真だけ撮って、この日最後となる道の駅に向かう事にしました。奈良県編最後となる道の駅でもありますが、向かう道中、ちょっと寄り道した場所があり、そちらも紹介しようと思うと長くなってしまうので、前後編に分けさせて頂く事にしました。と言う事で、次回、後編(≪奈良県編≫ 最終回)までお待ち下さい。
にほんブログ村←こちらをクリックしてね!
さて、道の駅巡り≪奈良県編≫ 第7回目ですが、去年訪問した時の写真がなぜかPC内に残っていなくて、改めて写真を撮りに行こうと思っていたのですが、コロナの感染が増加傾向になり、越県自粛を余儀なくされてしまい、それが解除されるのを待って今年6月26日(土)に約1年振りに行って来ました。
まず最初に紹介するのは「道の駅 杉の湯 川上」で、最初に訪れたのは2016年6月に国道169号線全線走破した時です。その後、去年7月、和歌山県の道の駅巡り≪第2回≫で紹介した「道の駅 おくとろ」からの帰りにも立ち寄った道の駅です。
過去2回はいずれも南側からのルートでしたが、今回は北側からのルートで、京奈和道五條ICから国道309号線、国道24号線(国道168号線重複)、国道370号線を経由して、国道169号線に入りました。(上のGoogleマップのルートとは一部異なります。)
天気は少々曇り空で、今にも雨が降り出しそうな気配ですが、それにしても人がいませんね。過去2度の訪問時はバイクが屯していて、多くの人で混雑していましたが、これもコロナが影響しているんでしょうか? 1993年4月22日の道の駅制度が生まれた第1回目に登録された、吉野郡川上村の国道169号線沿いにある道の駅で、管理団体は川上村となっています。
川上村の観光マップです。川上村は、紀の川(奈良県では「吉野川」)の源流部に位置する村で、人口は約1,000人程度です。大台ヶ原へのアクセス拠点にもなっています。
道の駅の登録証です。目立つ所に掲げられていました。時刻はまだ早い時間でしたので、名物の麺コーナーは準備中のようでした。
道の駅沿いの国道169号線を南に向かって写した青看です。大台ヶ原へはこの先にある伯母谷ループ橋を渡り、県道40号線でのアタックとなりますが、この40号線、かなりの山岳道路で、改良工事は進んではいますが、一部離合困難な険道部分も残っています。観光シーズンには大型バスもやって来るので、離合困難部分で出くわすと地獄を見ますよ。
道の駅の対面にある駐車場にも「山幸彦の村 かわかみ」と描かれた図画のようなものが掲示されています。で、ちょっと気になったので調べて見た所、毎年11月に「山幸彦まつり」と言う祭事が開催されているようで、山幸彦と川上村とは何かしらの因果関係があるようですね。
道の駅に隣接する形で、「ホテル杉の湯」があり、日帰り温泉なども楽しめるようです。ここの料理人が作るダシを使った「うどん」と「そば」がこちらの道の駅の名物となっているようです。
この日訪れた道の駅のスタンプは既にゲットしているので、写真撮影を済ませて次の道の駅に向かう事にしました。
次の道の駅に向かう途中にある伯母谷ループ橋の標識です。169号線の難所部分を5本のトンネルと橋梁4箇所で構成されたループ橋となっています。旧道は今も残っている(走行可能かは不明)ようですが、かつて伯母谷を越えるにはこの旧道しかなく、交通の難所となっていた部分です。日本の技術力の高さを垣間見られる部分です。良く作ったもんです。😲
先に書いた2016年6月の国道169号線全線走破時に写し損ねた国道309号線との分岐交差点です。全線走破時の画像は某ブロガーさんから頂いた写真で、北向きに写したものです。今回の画像は南向きから写しています。ここから南側は国道169号線と国道309号線の重複区間になりますが、右折すると309号線単独となり、天川村方面に向かいます。この先にある行者還トンネルはシャッターのあるトンネルとして、酷道ファンには有名です。道路自体の線形もかなり悪い酷道ですが、≪奈良県編≫ 第3回で紹介した 「道の駅 吉野路 黒滝」に続く国道でもあります。
国道309号線の説明が長くなってしまいましたが、次に向かうのは「道の駅 吉野路上北山」です。予定では先にこちらの道の駅に行く予定でしたが、トイレ休憩も兼ねて、先に「道の駅 杉の湯 川上」に立ち寄る事にしました。
道の駅の標識です。こちらの道の駅も、国道169号線走破時に立ち寄った事のある道の駅です。「道の駅 杉の湯 川上」から約30分程で到着しました。
国道169号線沿いの道の駅ですが、恐らく奈良県の道の駅の中では、一番こじんまりとした道の駅になると思います。道の駅と言うよりコンビニと言った風情のある道の駅です。吉野郡上北山村にある道の駅で、管理団体は上北山村及び上北山村商工会となっています。こちらの道の駅も1993年4月22日の道の駅制度が生まれた第1回目に登録された道の駅です。
ここで少々、上北山村について書いておきます。奈良県の村の中では2番目の面積を持つ村(1位は十津川村)で、人口は2021年6月現在、推計で491人となっています。ここから国道169号線を更に南に進むと、下北山村に繋がりますが、下北山村には道の駅はありません。因みに下北山村の人口は2021年6月現在の推計で724人となっています。和歌山県にも飛び地の村として有名な北山村がありますが、いずれも廃藩置県以前は紀伊の国の牟婁郡に属していた地域です。(現在の奈良県上北山村と下北山村は、元は牟婁郡の一部であったが、後に大和国吉野郡に編入された。←Wikipediaより)
道の駅の東側(写真右側)は北山川(この先、熊野川に合流)が流れており、対岸には上北山温泉があります。この日も、温泉目当てで訪れたと思われる他府県ナンバーの車が数台駐車していました。
道の駅から見た北山川です。橋の向こう側に見えるのが、上北山温泉の温泉施設です。渓流釣りの人の姿も見えますね。
渓流釣りの写真を撮らせて頂きました。丁度この後、鮎(だと思う)が釣れていました。鮎釣りってやった事ありませんが、お金もかかりそうですね。竿が長い!
「上北山温泉・薬師湯」です。数台の車が停まっているのが見えますが、温泉にはそれほど興味がないので、写真だけ撮って、この日最後となる道の駅に向かう事にしました。奈良県編最後となる道の駅でもありますが、向かう道中、ちょっと寄り道した場所があり、そちらも紹介しようと思うと長くなってしまうので、前後編に分けさせて頂く事にしました。と言う事で、次回、後編(≪奈良県編≫ 最終回)までお待ち下さい。
にほんブログ村←こちらをクリックしてね!