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ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

ソード1/72 レジアーネ Re.2002 製作記 第3回

2024年07月14日 19時22分30秒 | ソード1/72 レジアーネRe.2002製作記
生憎のうっとおしい天気ですが、3連休中日、どのようにお過ごしでしょうか? 

さて、レジアーネ Re.2002ですが、もう少しで塗装に入れる所まで来ました。webモデラーズへの投稿、間に合えば良いんですが…。😅

主翼の組み立てを行ないましたが、上下を接着する前に脚庫パーツを取り付けました。合いがあまり良くなくて、削り合わせて調整しましたが、少し隙間が発生するので溶きパテを塗布して隙間を埋めました。

主翼上下を接着して乾燥後、胴体と合体しました。水平尾翼(この時点では仮組み)も取り付けて士の字状態となりました。各部のフィット感はまずまず。水平尾翼の接着面に少々隙間が生じるので、溶きパテで修正します。


固定していたマステを取り外した上下面です。フィレット部分に隙間があるので、ここも溶きパテで修正します。

Re.2000から2002にするために、下面のモールドを一部カットしてパーツを取り付ける必要があります。

カットする部分をマーキングして、マステで他の部分を保護しておきました。

無事カットできました。大きな穴が開いてしまいましたが、ここにパーツを取り付けるので、穴を埋める必要はありません。

赤丸で囲んだ45番のパーツをカットした部分に接着します。

パーツを接着しましたが、隙間が生じているので、パテ埋めして修正する必要があります。


こちらの写真2枚は、参考資料を探していて偶然見つけた某ブロガーさんが製作されたスーパーモデル1/72のRe.2002 です。水平尾翼の取り付けはこの写真を参考にさせて頂きました。ソードのキットもこの仕様で作ろうと思っていたんですが、webモデラーズのイタリア機特集を目にしてしまったお陰?でイタリア軍の塗装に急遽変更することにしました。その為の塗料まで準備していたんですが、ここに来て「えっ!?」が発生してしまい、ちょっと混乱している状況に陥っています。(ちょっと大げさかな?)

上の完成機のカウリングをご覧頂ければお分かりですが、シリンダーヘッド部分の突起があります。このソードのキットにもそのモールドが再現されているんですが、参考にしたタミレリの48キットにはこの突起がありません。(下の画像参照)更に、Wikipediaの実機写真を見ても突起がないんですよね。 

上がソード(当キット)、下がタミレリの48キットの箱絵です。タミレリのキットの箱絵には、カウリングの突起がありません。

当キットの塗装図ですが、イタリア軍とドイツ軍とでは、機首下面のエアインテークの形状が異なっているんです。これは、上でカットした時に気付き、キットのパーツも2種類のエアインテークパーツが用意されています。

上で挙げたインスト画像の45番のパーツを赤丸で囲んだ画像にある41番のパーツを取り付けようとしたら、カウリングの突起が邪魔になってうまく接着できません。これはひょっとしてドイツ機仕様でしか製作できないんじゃないの?って思い始めているんですが、決め手となる資料がなく、どうしたらええんじゃい!って感じで混乱気味です。 このままではドイツ機仕様にするしかないのかもしれないですが、もし、イタリア軍仕様にするには、カウリング下部だけ突起を削り取る必要があるんでしょうか? ん~、分からん! 因みに、先に発売された同社のRe.2002のキットには、カウリングの突起はありません。このことからも、このタイプ(ルフトバッフェ使用を前提として作られたタイプ)のみ突起があるのかもしれないですが、確証を得る資料はありませんし、前述のように、イタリア軍仕様にするには、下面の突起を削り取らないとエアインテークのパーツの取り付けが出来ません。

ちょっと混乱していますが、現状はこんな感じとなっています。 もう少しでサフ吹きできる所まで来ているんですが、上記のナゾがあって足踏みしています。 思い切って、下部の突起を削り取ってインテークパーツを接着してしまうのが手っ取り早いんですが…。

キャノピーのマスキングも終わっています。本体に先に取り付けて塗装に入ろうと思っていますが、このまま伊で行くか独に変更するか、まだ迷っています。

今回はここまでとなります。長々書いてしまいましたが、最後までご覧頂き有難うございました。

塗装に入れると思う、第4回に続く。


ソード1/72 レジアーネ Re.2002 製作記 第2回

2024年07月06日 19時47分00秒 | ソード1/72 レジアーネRe.2002製作記
いやぁ~!暑いです。まだ7月に入ったばかりの梅雨明け前だと言うのに、異常とも思えるこの暑さはどうしてしまったんですかね? 今日、高野山に行って来たんですが、道中の車の温度計は40℃を示していた時間がありました。標高1000m付近の高野山では30℃でしたが、それでも暑いです。

さて、レジアーネ Re.2002ですが、Ⅰ状態まで進みました。

簡イキットと言うことで、エンジンやコクピットの取り付け位置がかなり曖昧で、キットには取り付け位置の表示(ガイド)などが一切ありません。なので、まずはエンジンの取り付け位置を決めるために写真のような状態で仮組みし、センターとプロペラの取り付け位置を固定しました。

作業の時系列は前後しますが、エンジンはこんな感じに塗装しています。

計器パネルは黒く塗って、計器部分をエナメルのホワイトを流し込んだだけです。組み込むと殆ど見えないし、ええんとちゃいますかね?

シートはシルバーで塗装しろと表示されているので、シルバーで塗装してシートベルトを取り付けました。タミレリの48キットのインストでは3点ベルトになっているので、そのようにしていますが、ちょっと短かったようです。


水平尾翼とインストの番号がどうも逆になっているようです。インスト通りに取り付けようとすると赤丸部分が上面になってしまいます。ここはタミレリの48キットでも確認したんですが、よく分からず、自己判断ですが、下面になるのが正解だと思い、インストとは逆に取り付けることにしました。そのままではイモ付けになるので、下の写真のように補強しました。

0.5mmΦのドリルで穴を開け、0.4mmの真鍮パイプを差し込みました。イモ付けよりは多少の補強にはなると思います。

コクピットを取り付けた状態の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、コクピットを取り付けて胴体左右を合体しました。若干干渉する部分あったりしたので、削り合わせて調整しています。垂直尾翼部分に隙間が生じるので、ここはパテ埋めが必要になります。

上から覗き込むとこんな感じです。照準器も取り付けていたんですが、作業の邪魔になると思い、取り外しました。

下面はこんな感じです。主翼を取り付けてから全体の合わせ目の修正を行なうことにしています。と言うことで、次は士の字を目指します。

ここまでご覧頂き、ありがとうございました。

士の字を目指して、第3回に続く。


ソード1/72 レジアーネ Re.2002 製作記 第1回

2024年07月02日 20時20分20秒 | ソード1/72 レジアーネRe.2002製作記
今日は69歳の誕生日。予約していたキットが届くはずだったんですが、雨の影響なのか、未着になってしまいました。今日届く予定だったキットとは別に、今日発送されたキットがあり、明日纏めて届くかもしれません。私もとうとう60代最後の1年となってしまいました。

スカイクリーナーが完成して、さて何を作ろうか迷っていたんですが、webモデラーズの8月号の第3特集が”イタリア"と言うことで「ソード1/72 レジアーネ Re.2002」を作ることにしました。 今回は日本やドイツ以外の他国機の1/72飛行機を作る順番でもあり、タイミング的にもピッタリで、他にも候補はいくつかあったんですが、webモデラーズの特集が決め手となりました。締め切りが7月24日ですので、それまでに完成させないといけませんね。

まずはキット紹介からです。

パッケージには「アリエテII 最終シリーズ」(日本語訳)と書かれていますが、通販サイトを見ると「ビス」と表記されています。どう言う意味かは不明。

マーキングはイタリア軍とドイツ軍がそれぞれ一つずつとなっていますが、どっちにしようかまだ決めていません。購入時はドイツ機仕様で作ろうと思ってたんですが、webモデラーズがどうも引っ掛かっているんですよね。

中身はこれだけです。先に発売されたRe.2000のキットに、Re.2002用の胴体パーツなど(赤で囲んだ部分)を追加した内容となっており、Re.2000で作ることも可能だと思います。透明パーツの透明度は問題なし。デカールはテクモド製です。

インスト全ページです。白黒ですが、塗装図も掲載されていて、各所の塗装指示も表記されています。ただ、塗料の番号などは書かれていないので、自分で調べる必要があります。

と言うことで、製作開始です。

大まかに仮組みしてみました。若干のバリやヒケが各所に見られますが、致命的な修正箇所はなさそうです。簡易インジェクションキットですので、位置合わせ用のホゾやピンはありませんが、合いは悪くない感じです。右はRe.2000の胴体です。水平尾翼はイモ付けなので、補強が必要になります。プロペラは回転しないので、回転するよう加工します。

エンジンパーツに1.2mmのドリルで開口して真鍮パイプを通し、真鍮パイプを介して回転するようにしました。プロペラの裏表が分かり難いので、ここは資料を調べる必要があります。

とは言え、資料らしい資料を持ち合わせていないので、何か資料になるものはないかと探していた所、タミレリの1/48キットがあるのを思い出して、ネット上でそのキットの説明書を拾って来ました。塗装などにはかなり役立ってくれそうです。

コクピット部分の説明書のスクショですが、機内色などが参考になります。スカイに緑を加えるよう書かれていますが、ここはMr.カラー312番グリーン FS34227を使用します。(イ式重爆でも使用)シートベルトは3点なんですね。

今回はここまでとなりますが、最後にRe.2002について簡単に紹介しておきます。

Re.2000のエンジンをドイツ製ダイムラー・ベンツDB601液冷エンジンに換装したのがRe.2001ですが、供給不足とさほど性能が向上しなかったことから、国産空冷エンジンであるピアッジョP.XIX RC45“トゥルビーネ(旋風の意)”に換装したのがRe.2002です。愛称は“アリエテ II (Ariete II)”。“II”と付くのは既にRe.2001の愛称に“アリエテ”が使われていたため。(一部、Wikipediaから引用) 戦闘爆撃機として開発された機体ですが、キットには爆弾パーツはセットされていません。因みに派生型はRe.2005まで続きます。架空機としてRSモデルから1/72の
Re.2006のキットが出ていました。セバスキーP.35戦闘機によく似た形状の飛行機でもありますね。

次回はコクピットの製作となります。

ここまでご覧頂き、ありがとうございました。

コクピット製作の第2回に続く。