標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

冬の季語 茎漬(野沢菜)

2012年11月26日 | 俳句

昨朝は、霜が降り野沢菜が真っ白でした。

野沢菜は、2~3回霜が降りてから収穫するとお葉が柔らかくなって良いと言います。

寒い日の畑仕事は嫌なので、比較的暖かかった昨日残りを全部抜いて切漬けにしました。

9月11日に播いたのですが、少し遅かったようで成育不良。

9月1日に播いた友人は、とても大きくなり余りそうとのことですので来年はその頃播くことにしましょう。

温泉で、聞こえてきた話では、「漬け汁を沸騰させてから、お葉にかければ切漬けでも保存できる」ということですので真似してみることにしました。

二人とも根っからの信州人ではありませんので、本漬けよりも切漬けの方が好きです。

11月21日、塩の道沿いでも、お葉洗いの最中でした。

この時期、長野県の主婦は、お葉漬けで大忙しです。

漬ける量が、我が家のように10キロもあれば十分なんていうのではありません。

数十キロのお葉を、畑から抜いて洗って漬けます。

この家もこれから洗う分が横に積んでありますね。

後ろには既に漬け終わった容器が並べてあります。

合計何十キロ漬けるのでしょうか?

農家は、お葉付が終わると今年の農事が終わり、農協主催の宿泊旅行に出かけたりします。

俳句では、漬ける桶を「茎の桶」、後ろにある重しを「茎の石」、桶にたまる水を「茎の水」と言います。

 


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