今日は、2月に市民館で催される寒天寄席のチケットを買いに茅野市民館へ行ってきました。
オペラのように観て聴いてではなく、落語は聴くのが主。
そんなわけで、一番安い2階のデッキ席、2,500円のチケットにしました。
既に前の方は売り切れていて、真ん中より後ろの席。
友人の「ええわ、ええわ」と言う声で、残りの席の一番前を予約。
名前からして、大阪系の落語家たちでしょうか。
着物か、法被を着ていくと大入り袋がいただけると書いてあります。
何が入っているのでしょう?
2人して、御柱の法被でも着ていきましょうか。
土曜日に不在者投票をして、日曜日は選挙の出口調査なる仕事をしました。
こちらの方は、よく「田舎じゃ、そんなもんさ」と言います。
まさにそんな仕事でした。
そもそもは、友人の家に行った時に「今、お父さんに電話があったのだけれど、これこれこういう仕事で誰かやってくれる人がいないかっていうの。yakkoさんやってくれない?」という事でした。
ご主人「午前中に12枚、午後に12枚アンケート取るだけだって。簡単だよ」
「それなら、あなたがすれば良いのに」
「だめ、だめ、私は顔が売れすぎていて」
確かに、その通りなのです。
彼女からは、前にも仕事を言われ断ったいきさつがあります。
友達づきあいもありますし、断り切れずにやることになりました。
「じゃ、ひと稼ぎしてきて、二人でおいしい物でも食べに行きましょう」と相成ったのですが。。。
間際になって携帯でやり取りするとの連絡がきました。
出口調査ですので、瞬時の情報が欲しいわけですから当然ですよね。
私は携帯を持っていません。
「どなたかにお願いしていただければ」
「パソコンやるなら、大丈夫でしょう」
内心「む」
そして数日後、契約書がきたら朝の7時からと書いてあります。
「え!」という感じです。
こちらでは今の季節、暖気運転が必要です。
朝の7時と言うことは、6時半に家を出るとしてその前に朝食をとったり暖気運転をしたりしなくてはなりません。
ここで、また「む」
そして、前日の研修。
岡谷のホテルで、貸与の携帯の操作方法の説明などがあります。
岡谷までは、我が家から1時間かかります。
時間は3時から、5時までの予定。
ここで、「仕事は7時からですが、その前に選挙事務所の責任者に挨拶していただいたり、場所の確認などがありますので、開始30分前には、必ず、現地に到着していてください」
「え?」という感じ。「む」です。
いわゆるサービス残業ならず、サービス早出ということです。
話がどんどん、変わってきます。
しかし、前日ですし、いまさら後には引けません。
貸与の携帯の講習が始まりました。
もちろん携帯をいじったことが無いのは、私だけです。
今回の仕事の連絡は、組み込まれたアプリに入っていてそれを使っての送信になります。
初めての携帯操作で感じたのは、デジカメ操作に似ているという事でした。
周りは、私と同じような年代の男性、女性です。
携帯を持っているとはいえ、通話とメールは出来てもその他のことは苦手な方もいるようです。
担当者の「ここまでの操作が出来なくては、前に進めませんから、それぞれ一人でやってみてください」
進めない女性がいます。
時間は、どんどんたっていきます。
私は、主人の夕飯の時間が気になってきます。なにしろ1時間かかるのですから。
既に5時を回っています。
とうとう、担当者の方で「携帯で送る部分は、うちの方で人を送りやることにしましょう。皆さんにやってほしいのは、一番に有権者からアンケートをとっていただくことです。携帯に気をとられてもいけないので、アンケートに専念してください」ということになりました。
家に帰って、マニュアルを見たら、なんということはありません。会場で、バンバン説明されるとみなさん何となく緊張して苦手な機械操作が判らなかっただけのことだと思います。
繰り返しの操作ですし、マニュアルはありますし、面白そうだなと思い、当日、自分でやってみるかなと思ったのですが、とんでもありませんでした。
当日の朝。
言われた通り、30分前に到着。
管理者にご挨拶をして、現地着のメールも入れ準備完了になったのですが、投票に来る人の人数が少ないのです。
1時間で12名。男女交互にアンケート用紙に書いてもらうこととの指示がありました。
予定では、そのうち10分が休憩時間(本来なら、この時間に携帯から送信の予定でしたが私たちはやらなくてよいことになりましたので)
考えてみれば、朝の7時から投票に行く人なんて、ほぼいませんよね。
当然、日曜日でも仕事という方ですので「悪いね。急いでいるから」と立ち去ります。
そんなわけで、1時間目は、8名のみ。
12名取れなかった場合は、次の2時間目に、残りの人数を加算するという指示。
ということは、2時間目には、16名のアンケートをいただかなくてはなりません。
2時間通しで、ようやく、ノルマの24枚がとれました。
そして、3時間目。9時台です。
ようやく人が出てきました。
この時間帯は、予定通りの人数分が取れました。
時間的に、主婦も家族に朝食を食べさせ片付けも済み、さあ、選挙にでも行きましょうかという感じなのでしょうか。女性の投票者も増えてきました。
別荘地「三井の森」の方もここの投票所のようで、知り合いも来始めました。
「いつもは素通りなのだけれど、yakkoさんじゃ仕方ないわね」と貴重な女性の1枚記入です。
その間にご主人様が車からホッカイロをもみながら持ってきてくださいました。
入口には、こんな張り紙があります。
まだ、活躍中の同期生の名が載っています。
一般人には見えないお仕事ですが、「✕」は付けられませんね。
なんだか、任命年月日の平成を昭和に書き換えれば、同期の生年月日のようです。
結局、6時半から10時半頃まで、立ちっぱなしでようやくノルマ達成です。携帯のアンケート送信で遊ぶ余裕はありませんでした。
車の中でアンケート用紙の整理をしていたら、本部へのアンケート送信担当者から電話が入りました。
「今どこにいますか?玄関前に来ましたけれど、姿が見えないので」
「車の中で、整理中です。道路から2番目の車です」
こんな時、携帯は便利ですね。
「これで休憩に入っていただいて結構ですので、お昼にしてください」ということで、アンケート用紙を渡して帰宅。お昼をいただき、午後の担当部署、諏訪へ向かいます。
1時から開始予定なので、30分前の12時30分までに到着しなくてはなりません。12時少し前に家を出ます。
この日、日中は暖かく午前中はロングのダウンを着て行きましたが、午後はショートのダウンに着替えて行きました。