時々
昨日、何十年ぶりかで、東京の高尾山へ行ってきました。
家を7時20分に出て、諏訪インターから入り、相模湖で出て、高尾山の駐車場に着いたのが、9時20分。
高速が、土、日料金で片道1,000円。
駐車場料金、1,000円。この時間で、あと3台分くらいしか空いていませんでした。
登りは、清滝駅から6分のケーブルカーに乗りました。
片道470円、往復900円です。とりあえず、片道のみ購入。
高尾山には、ずいぶんいろんなお守りがありますね。薬王院は、何でも聞いて下さる神様のようです。
頂上からは、富士山も見えます。
この富士山、実はこんなによく見えていませんでした。
雪のある山がぼんやり見えるけれど、なんていう山かしらと思いながら写した写真です。
帰ってきて補正をして、富士山と判りました。
そんなわけで、荒れた画質です。
途中の景色、丹沢方面、大室山。
亀戸では、6か所の寺社を参詣し、お目にかかった七福神でしたが、ここでは、1か所に並んでいらっしゃいます。
どちらもかわいい、愛嬌のある七福神です。
高尾山に行った目的は、お参りでも登山でもなく、氷のリボン、「シモバシラの華」を見るためでした。
「シモバシラ」は、シソ科、多年草。秋に白い花を咲かせ冬になると、根から吸い上げられた水分が枯れた茎からしみ出て、花のような氷の結晶を作ります。
友人の久美さんご夫婦が、昨年来、何度か見に行き、MLに写真をアップしてくださっていました。
かわいいその被写体が気になっていましたが、高尾山は、我が家からは、遠いしと思っていました。
先日の上京の途中、相模湖で降りたらどうなのだろうかと閃きました。で、ネットで調べたら、意外と近い。
別の友人が、昨冬、見に行った時は、雪に埋まってしまい、見れなかったとのこと。
天気予報で、明晩は、東京も雪になるかもしれないと報じています。
そんなわけで、夜、急遽、明日は高尾山に「シモバシラの華」を見に行こうということになりました。
家を出るのが、予定より遅くなったため、もう溶けちゃったかしらなどと話しながら、行ってみましたが、見れました。
頂上のビジターセンターに、場所の確認に寄り、「今は、紅葉台手前のまき道を右に行ったところに、一番あります」と教えていただきました。
1号路を行き、右側に「これより奥高尾」の立て札のある手前を紅葉台には行かず、右に曲がります。
こんな斜面の両側に、沢山あります。
写真を写していたら、後ろを通り過ぎる方が、「去年は、もっと、見事だったわよ。もっと背が高くて、立派だったわ」と、お仲間に説明しています。気象条件で、その都度、違う姿を見せてくれるのでしょうね。
突然行って、見れましたので、私は、これでも、十分満足です。
俳句を楽しんでいる友人が「シモバシラ」の事を「H2Oの華」と表現していました。
高尾山の説明板には、「氷のリボン」とあります。
どちらも素敵な表現ですね。
画像をクリックして、スライドショーでご覧ください。
帰りは、ケーブルカーには乗らず、こんな道を歩いて下りました。
6号路という歩きにくい道です。
こんなに凍ったところもあり、滑ります。
駐車場に着いたのが、2時20分。写真を撮る時間を含み、5時間のお遊びでした。今年、初の山。
高尾山の標高は、599メートル。
登りはケーブルカーで、標高472mまで登り、歩きは、残り125mほど。
ふるに歩いたのは、下りのみでしたが、こんな道なので、ほどほどに疲れました。