清洲橋のたもとにお茶の先生をしている久美ちゃんのマンションがある。
6畳の和室をリフォームして本格的なお茶室を造ったのでぜひ拝見させてと訪問。
この床の間の後ろには窓がある。それはいじれないので、もう1枚壁を新たに造り、床下に電線をはわせお軸を照らせるように照明もつけました。
団地サイズの畳を京畳に換え、バリアフリーだった床を炉の高さ分上げて炉も切りました。炉の下には階下の家の天井がありますので、しっかり断熱材が入ります。
6帖だった和室は変則4畳半になりました。
これで、お炭手前もできます。問題は天井にある火災探知機。お炭を使うとすぐに感知してしまいます。何か名案はないでしょうか?
風炉手前の季節は右端のボードを乗せて炉は格納。京畳にしたので風炉さきもサイズがぴたりと合っています。
釣り炉も出来るようにしたので天井には補強材が入り、床を上げたので、まだ入居間もないマンションですが襖も全て誂え直し、壁紙も張替え。
久美ちゃん、大散財ですが、これで本格的なお稽古ができ、先生もお弟子さんも本望です。
昨日、お若いお知り合いから頂戴したという和菓子でおいしくお薄をいただきました。
若い方も和菓子を好むように職人さん色々工夫しているようで、ハートや四葉のクローバー。
お菓子の重ね方にもお作法があります。
このお干菓子、とてもかわいいお銘でしたが、帰りの電車で「桜のお干菓子なんていうお銘だったかしら?」「忘れちゃった。おいしかったけど。」
誰も覚えていません。
久美ちゃん、張り合いのないお招客でごめんなさい (-_-;)
畳のサイズ
江戸間 → 176x88センチ
京間 → 191x95.5センチ
団地サイズ→170x85センチ