Sightsong

自縄自縛日記

Dance x Music Session Vol. 01

2020-11-30 07:30:19 | アヴァンギャルド・ジャズ

高津駅近くのスタジオアンジュ(2020/11/29)。

Kiyotaka Suzuki 鈴木清貴 (dance)
Mari Fujihira 藤平真梨 (dance)
Yuko Yabe 矢部優子 (piano)
Tokutaro Hosoi 細井徳太郎 (guitar)

ピアノの矢部優子さんがもうひとり音楽家が欲しいというので細井徳太郎さんをご紹介した。今年の春、同じようにヨアヒム・バーデンホルストさんをご紹介したがコロナ禍でちょっとうまくいかなかった。

鈴木清貴さんは身体の動きを試し具現化していくような感覚。藤平真梨さんは流体のように空間を動いてゆく感覚。ふたりとも足指の関節の軋みが動きの生々しさを増している。

矢部さんはこの運動体に出たり入ったり、ときに脚でリズムに参加し、ときに乱暴に刺激を加える。細井さんの音が脳のあちこちに信号を飛ばし、外部の世界も取り込んだ。

Fuji X-E2、7Artisans 12mmF2.8、XF60mmF2.4

●矢部優子
穢れ(JazzTokyo)(2020年)
ヒゴヒロシ+矢部優子、プチマノカリス/山我静+鈴木ちほ+池田陽子@なってるハウス(2019年)
815展でのパフォーマンス(矢部優子、広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
大墻敦『春画と日本人』(2018年)

●細井徳太郎
坪口昌恭+細井徳太郎@下北沢No Room For Squares(2020年)
秘密基地『ぽつねん』(2019年)
細井徳太郎+松丸契@東北沢OTOOTO(2019年)
WaoiL@下北沢Apollo(2019年)
李世揚+瀬尾高志+細井徳太郎+レオナ@神保町試聴室(2019年)
細井徳太郎+君島大空@下北沢Apollo(2019年)
秘密基地@東北沢OTOOTO(2019年)
謝明諺+高橋佑成+細井徳太郎+瀬尾高志@下北沢Apollo(2019年)
WaoiL@下北沢Apollo(2019年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+シセル・ヴェラ・ペテルセン+細井徳太郎@下北沢Apollo、+外山明+大上流一@不動前Permian(2019年)
合わせ鏡一枚 with 直江実樹@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2019年)
SMTK@下北沢Apollo(2019年)
伊藤匠+細井徳太郎+栗田妙子@吉祥寺Lilt
(2018年)


宅Shoomy朱美+松風鉱一+藤ノ木みか@なってるハウス

2020-11-28 07:18:47 | アヴァンギャルド・ジャズ

なってるハウス(2020/11/27)。

Akemi Shoomy Taku 宅Shoomy朱美 (vo, p)
Koichi Matsukaze 松風鉱一 (ts, fl)
Mika Fujinoki 藤ノ木みか (per)

終始なごやかな雰囲気ではあるものの、シューミーさんのプレイが始まると一気にその世界に変わる不思議。最初の<枯葉>の変わったイントロから惹き込まれた。<Fragilidad>には哀しさが包む感覚があった。

藤ノ木みかさんは曲によりマラカスを振ったり、タイコを手で叩いたり、鈴を振ったりとシンプルなアプローチ。それがこの余裕と隙間があるサウンドにマッチしていて気持ちが良い。

そして松風さんは、<Just the Way You Are>がビリー・ジョエルであろうとなんであろうとみごとな松風節のフルート、<Good Morning, Heartache>ではふたりの音を受け取りながら布を重ねるようなテナー。

Fuji X-E2、7artisans 12mmF2.8、XF60mmF2.4

●宅Shoomy朱美
夢Duo年末スペシャル@なってるハウス(2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ+喜多直毅+西嶋徹@なってるハウス(2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ@なってるハウス(JazzTokyo)(2019年)
夢Duo@本八幡cooljojo(2019年)
宅Shoomy朱美+辰巳小五郎@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2019年)
夢Duo『蝉時雨 Chorus of cicadas』(2017-18年)
原田依幸+宅Shoomy朱美@なってるハウス(2018年)
impro cats・acoustic@なってるハウス
(2018年)

●松風鉱一
松風鉱一+上村勝正+石田幹雄@本八幡cooljojo(2020年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2020年)
夢Duo年末スペシャル@なってるハウス(2019年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2019年)
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2019年)
平田王子+渋谷毅『Luz Do Sol*やさしい雨』(2018年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2018年その2)
松風鉱一カルテット@西荻窪Clop Clop(2018年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2018年その1)
松風M.A.S.H. その3@なってるハウス(2018年)
今村祐司グループ@新宿ピットイン(2017年)
松風M.A.S.H. その2@なってるハウス(2017年)
松風M.A.S.H.@なってるハウス(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その3)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2016年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その2)
松風鉱一@十条カフェスペース101(2016年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その1)
渋谷毅エッセンシャル・エリントン@新宿ピットイン(2015年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2015年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2014年)
5年ぶりの松風鉱一トリオ@Lindenbaum(2013年)
松風鉱一カルテット@新宿ピットイン(2012年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2011年)
松風鉱一トリオ@Lindenbaum(2008年)
松風鉱一カルテット、ズミクロン50mm/f2(2007年)
原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』(2006年)
板谷博ギルティ・フィジック(1990、95年)
松風鉱一『Good Nature』(1981年)
松風鉱一トリオ+大徳俊幸『Earth Mother』(1978年)
『生活向上委員会ライブ・イン・益田』(1976年)
カーラ・ブレイ+スティーヴ・スワロウ『DUETS』、渋谷毅オーケストラ
森山威男『SMILE』、『Live at LOVELY』 
反対側の新宿ピットイン
くにおんジャズ、鳥飼否宇『密林』

●藤ノ木みか
夢Duo年末スペシャル@なってるハウス(2019年)


『Green Planets』

2020-11-23 11:03:03 | アヴァンギャルド・ジャズ

『Green Planets』(IMCF、2019年)。

Jun Miyake ジュン・ミヤケ (ts, fl, 能管)
Takayuki Hatae 波多江崇行 (g, mandlin, effects, noise)
Naohiro Kawashita 川下直広 (b, ss)
Keiichiro Uemura 上村計一郎 (ds)

届いて何度も聴いているが不思議な感覚。というのは、これまでよく接してきたジャズの熱気と、それとは異質なジャズの熱気とが同時に火砕流のように迫ってくるからだ。

川下さんの濁ったサックスやカッコいいベース、その一方でわけがわからないエネルギーを発散するミヤケさんのサックス、フルート、能管。上村さんのシンバルは金属粉をまぶした刃物のようだ。そして全体に眩しいほどの光を照射する波多江さんのギターやエフェクト。個人力?九州力?

ミヤケさんは以前にフェローン・アクラフと共演するのを観たのみだが、あらためて体感してみたい。

●波多江崇行
波多江崇行+加藤一平@なってるハウス(2018年)
波多江崇行+川下直広+小山彰太(Parhelic Circles)@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2018年)
波多江崇行+川下直広+小山彰太『Parhelic Circles』
(2017年)
沖至『夜の眼』(2015年)

●川下直広
波多江崇行+川下直広+小山彰太(Parhelic Circles)@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2018年)
原田依幸+川下直広『東京挽歌』(2017年)
川下直広カルテット@なってるハウス(2017年)
波多江崇行+川下直広+小山彰太『Parhelic Circles』(2017年)
川下直広@ナベサン(2016年)
川下直広カルテット@なってるハウス(2016年)
沖至『夜の眼』(2015年)
渡辺勝+川下直広@なってるハウス(2015年)
川下直広『Only You』(2006年)
川下直広『漂浪者の肖像』(2005年)
川下直広+山崎弘一『I Guess Everything Reminds You of Something』(1997年)
『RAdIO』(1996, 99年)
『RAdIO』カセットテープ版(1994年)
のなか悟空&元祖・人間国宝オールスターズ『伝説の「アフリカ探検前夜」/ピットインライブ生録画』(1988年) 

●上村計一郎
沖至『夜の眼』(2015年)
榎本秀一『Owl in Blue』(2006年)


生存権、生存思想

2020-11-23 10:56:56 | 沖縄

沖縄の金武湾闘争を引っ張った崎原盛秀氏が先日亡くなったと聞いて、思い出して、上原こずえ『共同の力』(世織書房)を紐解いた。買って積みっぱなしだった。

施政権返還前、1960年代の終わりころから、金武湾に大規模な石油備蓄基地を造る計画が持ち上がった。それに抵抗する住民の運動が高まってゆき、計画縮小という成果を得た。

・・・というくらいの認識だったのだけれど、本書を読むと、この運動には別の大きな意義があったことがわかる。つまり、運動を通じて、「生存権」という思想を抽象的なものから血肉化していったということ。そこからは、地域主義、コモンズ、エコロジー、非暴力、ヤポネシア思想など、多くのものにつながる考えも発展した。この問題の情報誌としてスタートした『琉球弧の住民運動』の復刻版(800ページ超、1万うん千円!)のあとがきには、故・新崎盛暉氏が、沖縄の反基地運動も反環境破壊運動もこれがモデルケースになったのだと書いている。(大したことはしていませんが、僕もこの復刻版の編集委員に名を連ねています。図書館ででも読んでみてください。)

●参照
東陽一『沖縄列島』、『やさしいにっぽん人』(1969年、1971年)
宮本常一『私の日本地図・沖縄』(1970年)
日本ドキュメンタリストユニオン『沖縄エロス外伝 モトシンカカランヌー』(1971年)
唖蝉坊と沖縄@韓国YMCA(2017年)
嘉手苅林昌「屋慶名クワデサー」、屋慶名闘牛場


アイヌの美しき手仕事、アイヌモシリ

2020-11-21 19:09:20 | 北海道

日本民藝館の展示『アイヌの美しき手仕事』を観てきた。

刀や煙草入れなんかの造形もそうだけど、幾何学模様のアップリケが施された衣装にすごく惹かれる。角をちょっと鋭角にした迷路のような形も、渦のような丸い形もある。ちょっと立体的。木綿と染色の自然の力もあるのだろうね。アボリジニのエミリー・ウングワレーを思わせるところもあったりして、つまり、生活とか強く内的なところからくる表現はびっくりするほど突き抜けている(って、柳宗悦にしてやられている)。

明後日の23日まで。割と混んでいるので朝早めにどうぞ。

そのまま渋谷のユーロスペースまで歩いて、映画『アイヌモシリ』(福永荘志監督)。

阿寒湖の集落に住むアイヌの少年が自分のルーツを受け入れていく物語。妙にドラマチックだったらイヤだなと思ってもいたのだけど、そんなこともなかった。

アイヌの儀礼イオマンテでは、クマを殺して魂を神々の国に返す。このとき「殺す」とも「屠る」とも言わず「送る」と言う。民族儀礼とは言え復活させなければならない類のもので、これを地域の人たちが話し合いながら自分たちのものとして獲得していくありようが面白かった。そこには無理も不自然も生じる(だから、少年は「ありえないし!」と普通に反発する)。「送る」という意識の共有もまた自分たちにとっての再定義ということ。たとえば沖縄久高島の祭祀イザイホーだって再獲得・再定義というプロセスなしには実現しないよね。

●アイヌ
アニメ『ゴールデンカムイ』
『アマミアイヌ』、マレウレウ『mikemike nociw』(-2019年)
マレウレウ『cikapuni』、『もっといて、ひっそりね。』(2016年)
MAREWREW, IKABE & OKI@錦糸公園(2015年)
OKI DUB AINU BAND『UTARHYTHM』(2016年)
OKI meets 大城美佐子『北と南』(2012年)
安東ウメ子『Ihunke』(2001年)
『今よみがえるアイヌの言霊~100枚のレコードに込められた思い~」』
新谷行『アイヌ民族抵抗史』
瀬川拓郎『アイヌ学入門』
植民地文化学会・フォーラム「内なる植民地(再び)」
新大久保のアイヌ料理店「ハルコロ」
上原善広『被差別のグルメ』
モンゴルの口琴 


藤山裕子+さがゆき+田中悠美子+山田邦喜@なってるハウス

2020-11-20 08:15:11 | アヴァンギャルド・ジャズ

入谷のなってるハウス(2020/11/19)。NYから来た藤山裕子さんは2週間の隔離期間を経てツアー初日である。

Yuko Fujiyama 藤山裕子 (p)
Yuki Saga さがゆき (voice, g)
Yumiko Tanaka 田中悠美子 (三味線, 大正琴)
Kuniyoshi Yamada 山田邦喜 (ds)

1、藤山・田中デュオ。なんの覚悟か棒で横に置いた三味線をひしと打つ田中さん、最初のふるまいだけで田中さんの凄みがわかる。三味線のしなり、ノイズと、ピアノの叩きの違いそのものが音楽として昇華する。このふたりは90年代にNYでブッチ・モリスのコンダクションに参加して以来の共演だそうである(吉沢元治さん、足立智美さんもいたとのこと)。

2、藤山・さがデュオ。さがさんが横置きのギターの弦を弄び、擦れるようなスキャットをはじめると、藤山さんは内部奏法で呼応する。両者ともに音を強くしてゆき、さがさんは疾走する猫のよう、藤山さんもまた鍵盤で路上を素早く這う。藤山さんの響きのコントロールに驚いた。ヴォイスと弦とが大きなうねりを作る。

3、藤山・さが・田中トリオ。田中さんが太い弓で三味線を弾き、うめきとも何とも言えない音の連なりを創り出し、さがさんは弦をつまむように音を発し、藤山さんは音を落とすように選ぶ。ピアノの音の落としかたが物語だとすれば、田中さんとさがさんの怪猫ぶりは現象。やがて田中さんが三味線を手に持って弾き始めるのだが、つぼを見つけたようで笑いつつ円環運動を行う。全員での終わりの軋み。

4、田中・さがデュオ。田中さんが大正琴の上を指で歩きかきむしり、さがさんが弦と歌で遊ぶ。ふたりは同じ高校を出たそうで、最後は笑いながら「神様ごめんなさい」と。それにしても急に終わるところなんて達人。

5、藤山・さが・田中トリオで、藤山さんが作曲したばかりの<Beyond the Sound>(スコアを覗き見したら、ふたつの流れの要所が規定してあるものだった)。まずは藤山さんが木の棒でピアノの中を突く。それによるピアノ内部の反響に呼応して、さがさんが風にも我慢する猛獣にも感じられるヴォイス、そして田中さんは三味線で一音一音をびりびりと発してゆく。田中さんは撥でゆっくりと三味線を擦りつつ小さな音を出し続ける。このあたりの存在感はさすがとしか言いようがないものだ。藤山さんは音を待ち呑み込んで叩き、鍵盤を鳴らす。

6(セカンドセットに入った)、藤山・山田デュオ。山田さんが選んで斬るような打音にはドスが効いており、圧が驚くほど強い。これに対し藤山さんは数でクラスターを創り出し応じる。ときに山田さんの動きを読むかのような藤山さんの超能力が垣間見えた。

7、藤山・山田デュオ。山田さんは間を空けて突いた音を出し、その間に呼応する藤山さん。ブラシは単なる擦りではなくそれ自体でものを刺しそうな迫力に満ちている。藤山さんが一音で収束に向かわせると、山田さんは一音ではなくシンバルの組み合わせで締めた。

8、全員。さがさんが暴れ歪みを生じさせると、田中さんはふたつの楽器を使って余裕で遊ぶ。さがさんの叫びをみんなが笑いで受けとめ、ふとした瞬間にいきなり全員で演奏をストップした。これもまた遊びの熟練者たちならではである。

9、全員。田中さんの大正琴の歪みをさがさんが受けて縦に増幅させ、さらに藤山さんが横に拡大するプロセスがある。山田さんがここで敢えて刻んでいるのがまたおもしろい。田中さんが弓で大正琴を弾きはじめ、やがて全員がひとつの世界を成した。E-Bowが大正琴に置かれ、さがさんが撥音で応じ、藤山さんが流れるように音を紡いでゆく。

四者の余裕と覚悟と遊びがいろいろな形で提示され、とてもよいギグだった。

Fuji X-E2、7Artisans 12mmF2.8、XF60mmF2.4

●藤山裕子
藤山裕子+レジー・ニコルソン+齋藤徹@横濱エアジン(JazzTokyo)(2018年)
ピーター・エヴァンス@Jazz Art せんがわ2018(JazzTokyo)
(2018年)

●さがゆき
さがゆき+高田ひろ子@本八幡cooljojo(2020年)
さがゆき+登敬三@日暮里Porto(2020年)
Fado-mo-two@in F(2020年)
さがゆき+高田ひろ子@中野Sweet Rain(2019年)
広瀬淳二+さがゆき@なってるハウス(2019年)
さがゆき+高田ひろ子@川崎ぴあにしも(2018年)
さがゆき+アニル・エラスラン『Shadows』(2018年)
ファドも計画@in F
(2018年)

●田中悠美子
トム・ブランカート+ルイーズ・ジェンセン+今西紅雪+田中悠美子@本八幡cooljojo(JazzTokyo)(2019年)
齊藤僚太+ヨシュア・ヴァイツェル+田中悠美子@Ftarri(2018年)
角銅真実+横手ありさ、田中悠美子+清田裕美子、すずえり+大城真@Ftarri(2018年)

●山田邦喜
ラッパとタイコ@阿佐ヶ谷天(2020年)


asinus auris@Ftarri

2020-11-17 07:32:12 | アヴァンギャルド・ジャズ

水道橋のFtarri(2020/11/16)。

asinus auris:
Chiho Minami 南ちほ (bandoneon)
Yoko Ikeda 池田陽子 (viola)

ご本人たちもすぐに読めないラテン語「asinus auris」はすなわちロバの耳。2019年の5月に高円寺グッドマンで行われたライヴが出発点となって、同年12月のFtarriでのらいヴでお目見え。今回は2回目または3回目である。

初回はともかく、前回と比べても、音響の有機的な結合がとてもおもしろくなっている印象がある。池田さんの軋みからはじまって、バンドネオンの蛇腹が運動するときには滑らかな弦、蛇腹が逡巡するときにはつっかかり軋む弦。セカンドセットではすでに慣性を得ており、音の振幅が大きくなっている。その中でも両者で幾何学的な図を思わせる音の展開をみせたり、止まってまたスタートするときの間合いを音楽にしたり。静的でも動的でもあって脳のあちこちに刺激信号が走った。

Fuji X-E2、XF35mmF1.4、XF60mmF2.4

●南ちほ(鈴木ちほ)
ヨアヒム・バーデンホルスト+大上流一+南ちほ+池田陽子@不動前Permian(2020年)
ヒゴヒロシ+矢部優子、プチマノカリス/山我静+鈴木ちほ+池田陽子@なってるハウス(2019年)
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)
『今・ここ・私。ドイツ×日本 2019/即興パフォーマンス in いずるば』(2019年)
鈴木ちほ+北田学@バーバー富士(2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ+喜多直毅+西嶋徹@なってるハウス(2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ@なってるハウス(JazzTokyo)(2019年)
アレクサンダー・ホルム、クリス・シールズ、クラウス・ハクスホルムとのセッション@Permian(2019年)
鈴木ちほ+池田陽子(solo solo duo)@高円寺グッドマン(2019年)
種まき種まかせ 第3回ー冬の手ー@OTOOTO(2019年)
種まき種まかせ 第2回ー秋の手-@Ftarri(2018年)
impro cats・acoustic@なってるハウス(2018年)
鈴木ちほ+荻野やすよし(solo solo duo)@高円寺グッドマン(2018年)
鳥の未来のための螺旋の試み@ひかりのうま(2017年)
毒食@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2017年)
晩夏のマタンゴクインテット@渋谷公園通りクラシックス(2017年)
北田学+鈴木ちほ@なってるハウス(2017年)
りら@七針(2017年)
齋藤徹+類家心平@sound cafe dzumi(2015年) 

●池田陽子
秋分の午後@喫茶茶会記(2020年)
マクイーン時田深山+池田陽子+池上秀夫 ― 弦弦弦@喫茶茶会記(JazzTokyo)(2020年)
815展でのパフォーマンス(広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2020年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+大上流一+南ちほ+池田陽子@不動前Permian(2020年)
池田陽子、増渕顕史、野川菜つみ、田上碧、メーガン・アリス・クルーン@Ftarri(2019年)
ヒゴヒロシ+矢部優子、プチマノカリス/山我静+鈴木ちほ+池田陽子@なってるハウス(2019年)
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)
Signals Down@落合soup(2019年)
815展でのパフォーマンス(矢部優子、広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2019年)
Hubble Deep Fields@Ftarri(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
アレクサンダー・ホルム、クリス・シールズ、クラウス・ハクスホルムとのセッション@Permian(2019年)
エレクトロニクスとヴィオラ、ピアノの夕べ@Ftarri(2019年)
鈴木ちほ+池田陽子(solo solo duo)@高円寺グッドマン(2019年)
大墻敦『春画と日本人』(2018年)
池田陽子+山㟁直人+ダレン・ムーア、安藤暁彦@Ftarri(2018年)
森重靖宗+池田陽子+増渕顕史『shade』(2018年)
佐伯美波+池田若菜+池田陽子+杉本拓+ステファン・テュット+マンフレッド・ヴェルダー『Sextet』(2017年)
クリスチャン・コビ+池田若菜+杉本拓+池田陽子『ATTA!』(2017年)


琉球弧の写真、石元泰博

2020-11-17 07:18:18 | 沖縄
琉球弧の写真、石元泰博
 
このふたつの写真展が終わってしまいそうなので、半休を取ったついでに東京都写真美術館に行ってきた(せっかく改称されたのに誰もTOPミュージアムって呼ばないね)。
 
沖縄の写真家が7人。こんな形で都内でまとまって展示されるのは2008年の『沖縄・プリズム』展以来久しぶりかな。今回おもしろかったのは、白黒フィルムの露出やプリントのちがいは、単なる方法論や技術のちがいではなく、写真家の意識のちがいをかなり反映しているように思えたこと。だから同じ写真を何度も観ることには大きな意味がある。
 
山田實は意外にハイコントラストでオリエンタリズムを強調する結果になっていて、ヤマトからの窓口という機能を思い出させる。比嘉康雄の極度な焼き込みは本人が規制側から観察側に転じたことと無縁ではないだろう。平良孝七の露出オーバーのフィルムを焼いたプリントは、炎天下を歩き続けた時間のせめぎあいを感じさせる。比嘉豊光のアレブレボケのあざとさについては、そこに身を置いた者を外から評価するとはどういうことなのかという視線を持たなければ誠実でなくなること(いやまあ、実にあざといんだけど)。伊志嶺隆の落ち着いた目線と柔らかな露出・プリント。平敷兼七の弱さというアイデンティティ。それから、石川真生さん。湿った空気がもろに伝わってくる。まおさんやっぱり最高。
 
階段を降りて石元泰博。『シカゴ、シカゴ』は構成の眼でつらぬかれた作品群で、わかってはいても眼が驚く(たしか、作品を酷評されたあとにモホイ=ナジの本を読んでやってみたら絶賛されるようになった、と本人がカメラ雑誌に書いていた)。その後の東京もすべてその視線によるもので、構成主義的でない街とのたたかいが逆にすさまじい緊張感をもたらしていることがよくわかる。だからノーファインダーで信号待ちする人の背中ばかりを撮った『シブヤ、シブヤ』は晩年の過激な挑戦だったのだな、と、しみじみ。大判カメラを持ち込んでの桂離宮なんて、むかし印刷物で観てなんてつまんないんだろうと思っていたのに、実は本人にとっては藤川球児のど直球を投げられる場だったことも実感。

山田實〈道遠し 宜野座〉

比嘉康雄〈人頭税石 平良市〉

平良孝七〈72・10 黒島〉

伊志嶺隆〈御神崎〉

平敷兼七〈勝連半島の食堂 屋ヶ名〉

比嘉豊光〈天願桟橋〉

石元泰博

●参照
『山田實が見た戦後沖縄』
豊里友行『沖縄1999-2010』、比嘉康雄、東松照明
平良孝七『沖縄カンカラ三線』
平敷兼七、東松照明+比嘉康雄、大友真志
「日曜美術館」の平敷兼七特集
『LP』の「写真家 平敷兼七 追悼」特集
平敷兼七、東松照明+比嘉康雄、大友真志
比嘉豊光『赤いゴーヤー』
比嘉豊光『光るナナムイの神々』『骨の戦世』
伊志嶺隆『島の陰、光の海』
石川真生『日の丸を視る目』、『FENCES, OKINAWA』、『港町エレジー』
石川真生『Laugh it off !』、山本英夫『沖縄・辺野古”この海と生きる”』
コザ暴動プロジェクト in 東京
沖縄・プリズム1872-2008
仲里効『フォトネシア』
仲里効『眼は巡歴する』
須田一政と石元泰博
勅使河原宏『ホゼー・トレス』、『ホゼー・トレス Part II』
須田一政『凪の片』、『写真のエステ』、牛腸茂雄『こども』、『SAVE THE FILM』


穢れ(JazzTokyo)

2020-11-07 09:05:43 | アヴァンギャルド・ジャズ

四谷三丁目の喫茶茶会記(2020/10/18)。

>> #1152 佐々木久枝、岡川怜央、矢部優子「穢れ」

Hisae Sasaki 佐々木久枝(墨、花)
Leo Okagawa 岡川怜央(electronics)
Yuko Yabe 矢部優子(p)

●佐々木久枝
齋藤徹ワークショップ「寄港」第ゼロ回@いずるば(2017年)
りら@七針(2017年)

岡川怜央
謝明諺+大上流一+岡川怜央@Ftarri(2018年)
『Ftarri 福袋 2018』(2017年)

●矢部優子
ヒゴヒロシ+矢部優子、プチマノカリス/山我静+鈴木ちほ+池田陽子@なってるハウス(2019年)
815展でのパフォーマンス(矢部優子、広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
大墻敦『春画と日本人』(2018年)


ピーター・エヴァンス『Horizons』(JazzTokyo)

2020-11-07 08:37:18 | アヴァンギャルド・ジャズ

ピーター・エヴァンス『Horizons』(More is More Records、2018年)。

>> #2028 『Peter Evans Ensemble / Horizons』

Peter Evans (tp, piccolo tp, compositions)
Mazz Swift (vln, voice)
Ron Stabinsky (synth)
Levy Lorenzo (perc, electronics)

●ピーター・エヴァンス
ピーター・エヴァンス『Being & Becoming』(JazzTokyo)(2019年)
【日米先鋭音楽家座談】ピーター・エヴァンスと東京ジャズミュージシャンズ(JazzTokyo)(2018年)
「響きの今」(ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ、ピーター・エヴァンス、秋山徹次)@両国門天ホール(2018年)
ピーター・エヴァンス@Jazz Art せんがわ2018(JazzTokyo)(2018年)
ピーター・エヴァンス・ディスコグラフィー解題(JazzTokyo)(2018年)
ピーター・エヴァンスへのインタビュー(JazzTokyo)(2018年)
ピーター・エヴァンス+ウィーゼル・ウォルター『Poisonous』(2018年)
マタナ・ロバーツ「breathe...」@Roulette(2017年)
Pulverize the Sound、ケヴィン・シェイ+ルーカス・ブロード@Trans-Pecos(2017年)
コーリー・スマイス+ピーター・エヴァンス『Weatherbird』(2015年)
ピーター・エヴァンス『House Special』(2015年)
Pulverize the Sound@The Stone(2015年)
Rocket Science変形版@The Stone(2015年)
エヴァン・パーカー US Electro-Acoustic Ensemble@The Stone(2015年)
トラヴィス・ラプランテ+ピーター・エヴァンス『Secret Meeting』(2015年)
ブランカート+エヴァンス+ジェンセン+ペック『The Gauntlet of Mehen』(2015年)
エヴァン・パーカー ElectroAcoustic Septet『Seven』(2014年)
MOPDtK『Blue』(2014年)
チャン+エヴァンス+ブランカート+ウォルター『CRYPTOCRYSTALLINE』、『Pulverize the Sound』(2013、15年)
PEOPLEの3枚(-2005、-2007、-2014年)
ピーター・エヴァンス『Destiation: Void』(2013年)
ピーター・エヴァンス+アグスティ・フェルナンデス+マッツ・グスタフソン『A Quietness of Water』(2012年)
『Rocket Science』(2012年)
MOPDtK『(live)』(2012年)
ピエロ・ビットロ・ボン(Lacus Amoenus)『The Sauna Session』(2012年)
ウィーゼル・ウォルター+メアリー・ハルヴァーソン+ピーター・エヴァンス『Mechanical Malfunction』(2012年)
ピーター・エヴァンス+サム・プルータ+ジム・アルティエリ『sum and difference』(2011年)
ピーター・エヴァンス『Ghosts』(2011年)
エヴァン・パーカー+オッキュン・リー+ピーター・エヴァンス『The Bleeding Edge』(2010年)
ピーター・エヴァンス『Live in Lisbon』(2009年)
MOPDtK『The Coimbra Concert』(2010年)
ウィーゼル・ウォルター+メアリー・ハルヴァーソン+ピーター・エヴァンス『Electric Fruit』(2009年)
オッキュン・リー+ピーター・エヴァンス+スティーヴ・ベレスフォード『Check for Monsters』(2008年)
MOPDtK『Forty Fort』(2008-09年) 


沖縄電子少女彩+非常階段+纐纈雅代@小岩オルフェウス

2020-11-07 07:28:22 | アヴァンギャルド・ジャズ

小岩のオルフェウス(2020/11/6)。

Okinawa Electric Girl Saya 沖縄電子少女彩 (vo, electronics)

Hijo Kaidan 非常階段:
JOJO Hiroshige JOJO広重 (g)
T. Mikawa T.美川 (electronics)
JUNKO (vo)
Futoshi Okano 岡野太 (ds)

Masayo Koketsu 纐纈雅代 (ts)

はじめは纐纈さんのテナーソロ。アルトからテナーに持ち替えて、音の乗り物が大きくなったために音色が拡張している。その拡張部分がルーパーを使うことでさらにぶ厚くなる。やがてJOJOさんがいたずらっ子のように入ってきて、ああもうこれだという感じで痺れる。纐纈さんも呼応し、顎を突き出して気道を広げ、グロウルを中心に持ち込んだ。

彩さんのパフォーマンスを観るのははじめてだ。直球も変化球もビーンボールもすべて普通に投げてきて新鮮だった。

そして非常階段、彩階段。いやもう笑うしかない至福の時間。沖縄の童歌<いったーあんまーまーかいが>があんなふうにオトナの歌になるのは愉快。<夢は夜ひらく>もまた最高。

●非常階段
JOJO広重+ナスノミツル@荻窪ベルベットサン(2019年)
mn+小埜涼子@七針(2019年)
JazzTokyoのクリス・ピッツィオコス特集その2(2017年)
クリス・ピッツィオコス+吉田達也+広瀬淳二+JOJO広重+スガダイロー@秋葉原GOODMAN(2017年)
#167 【日米先鋭音楽家対談】クリス・ピッツィオコス×美川俊治×橋本孝之×川島誠(2017年)
RUINS、MELT-BANANA、MN @小岩bushbash(2017年)
T. 美川&.es『September 2012』(2012年)
三上寛+JOJO広重+山本精一『Live at Koenji Show Boat, 2005.8.12』(2005年)

●纐纈雅代
纐纈雅代+佐藤允彦+豊住芳三郎@新宿ピットイン(2020年)
酒井俊+纐纈雅代+永武幹子@本八幡cooljojo(2020年)
纐纈雅代+松丸契+落合康介+林頼我@荻窪ベルベットサン(2019年)
秘湯感@新宿ピットイン(2019年)
原田依幸+纐纈雅代@なってるハウス(2019年)
The Music of Anthony Braxton ~ アンソニー・ブラクストン勉強会&ライヴ@KAKULULU、公園通りクラシックス(JazzTokyo)(2019年)
【日米先鋭音楽家座談】ピーター・エヴァンスと東京ジャズミュージシャンズ(JazzTokyo)(2018年)
纐纈雅代@Bar Isshee(2018年)
纐纈雅代トリオ@新宿ピットイン(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年)
纐纈雅代@Bar Isshee(2016年)
板橋文夫+纐纈雅代+レオナ@Lady Jane(2016年)
纐纈雅代『Band of Eden』(2015年)
鈴木勲セッション@新宿ピットイン(2014年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2014年)
纐纈雅代 Band of Eden @新宿ピットイン(2013年)
秘宝感とblacksheep@新宿ピットイン(2012年)
『秘宝感』(2010年)
鈴木勲 フィーチャリング 纐纈雅代『Solitude』(2008年)


不破ワークス@なってるハウス

2020-11-05 06:56:41 | アヴァンギャルド・ジャズ

入谷のなってるハウス(2020/11/4)。

Hideki Tachibana 立花秀輝 (as)
Yoichiro Kita 北陽一郎 (tp)
Koichi Yamaguchi 山口コーイチ (p)
Jun Isobe 磯部潤 (ds)
Daisuke Fuwa 不破大輔 (b)

かなり疲れた日だったのでビールを飲みながらまったり聴いていたのだけど、やっぱり元気が出た。

山口コーイチさんのピアノが溶媒としてサウンドを溶かしながらあちこちの隙間に出てくるのは、わかってはいてもあっ来た!と嬉しくなってしまう。立花さんのアルトがテナーのように太く聴こえたのは少し意外だった(特にジミヘンの<Little Wing>で)。<大沼ブルース>も他もそうなのだけど、磯部さんがベースとピアノを観察しながら叩き方に反映していて、これもまた愉しかった。

●不破大輔
加藤崇之+不破大輔+藤掛正隆+元晴@荻窪ルースターノースサイド(2019年)
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
渋さチビズ@なってるハウス(2019年)
青山健一展「ペタペタ」とThe Space Baa@EARTH+GALLERY(2017年)
川下直広カルテット@なってるハウス(2017年)
川下直広カルテット@なってるハウス(2016年)
立花秀輝+不破大輔@Bar Isshee(2015年)
不破大輔@東京琉球館(2015年)
山口コーイチ『愛しあうことだけはやめられない』(2009-10年)
高木元輝の最後の歌(2000年)
2000年4月21日、高木元輝+不破大輔+小山彰太(2000年)
『RAdIO』(1996, 99年)
『RAdIO』カセットテープ版(1994年)
のなか悟空&元祖・人間国宝オールスターズ『伝説の「アフリカ探検前夜」/ピットインライブ生録画』(1988年)

●立花秀輝
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
騒乱武士『秋田・鎌鼬の里ライブ』(2019年)
渋さチビズ@なってるハウス(2019年)
立花秀輝トリオ@東中野セロニアス(2017年)
AAS@なってるハウス(2016年)
立花秀輝+不破大輔@Bar Isshee(2015年)
立花秀輝『Unlimited Standard』(2011年) 

●山口コーイチ
シワブキ@なってるハウス(2019年)
渋さチビズ@なってるハウス(2019年)
ヴァネッサ・ブレイ+山口コーイチ@サラヴァ東京(2018年)
川下直広カルテット@なってるハウス(2017年)
川下直広カルテット@なってるハウス(2016年)
AAS@なってるハウス(2016年)
山口コーイチ『愛しあうことだけはやめられない』(2009-10年)

●磯部潤
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
渋さチビズ@なってるハウス(2019年)
AAS@なってるハウス(2016年)