Sightsong

自縄自縛日記

松風鉱一カルテット@新宿ピットイン

2012-08-09 01:26:18 | アヴァンギャルド・ジャズ

新宿ピットインに足を運び、久しぶりに、松風鉱一カルテットを聴く(2012/8/8)。何しろ、アルトサックスの元師匠である。

松風鉱一(as, ts, fl)
加藤崇之(g)
水谷浩章(b)
外山明(ds)
ゲスト 石田幹雄(p)

1st set
Touring (as)、No Easy (as)、The Man (fl)、Shallow Dream (as)、311 (ts)、W.W.W. (ts)
2nd set
Life Time Blues (fl)、Black Tree Shochu Island (ts)、K2 (ts)、Blue Blackの階段 (as)、J.C.Nagase (as)

演奏をはじめて早々に、何度も聴いた筈の「Touring」がじつに新鮮なことに驚く。もっと驚いたことに、全員のアナーキーさと自由さがただごとでない。外山氏のドラミングは超変拍子であるし、加藤氏のギターはやりたい放題。そして師匠のサックスの音色は、相変わらずつや消しでささくれている。

今回の目玉は石田幹雄のゲスト参加だと思う。こうしてライヴを聴くのははじめてなのだが、CDで聴いた印象と同様、音圧が高く素晴らしかった。このアナーキー集団にあって、個性を発揮していて、嬉しかった。

師匠と少し話をした。

「前に比べてすごくハチャメチャになってますね!」
「いいんだよ、どんどん若くなってるんだよ!」

●参照
松風鉱一トリオ@Lindenbaum
松風鉱一カルテット、ズミクロン50mm/f2
くにおんジャズ
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン
カーラ・ブレイ+スティーヴ・スワロウ『DUETS』、渋谷毅オーケストラ
石田幹雄トリオ『ターキッシュ・マンボ』
加藤崇之トリオ『ギター・ミュージック』の裏焼き


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。