Sightsong

自縄自縛日記

渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン

2014-01-24 00:56:15 | アヴァンギャルド・ジャズ

2014年1月23日、1年8か月ぶりの渋オケ。

林栄一さんの都合が合わず、ゲストとして纐纈雅代さん。また、松本治さんの体調不良とのこと、代役に青木タイセイさん。

渋谷 毅(p, org)
峰 厚介(ts)
松風鉱一(bs, as, fl)
津上研太(ss, as)
青木タイセイ(tb)
石渡明廣(g)
上村勝正(b)
外山 明(ds)
ゲスト 纐纈雅代(as)

師匠の松風さんに挨拶すると、すぐにアジア旅話に突入。何だかデジャヴ感がある。

第1部。何かのあと(忘れた)、「Ballad」(石渡)、「カーラ・ブレイはピアノが上手でなくて大好き」だという紹介ののちに「Reactionary Tango」(カーラ・ブレイ)、「Three Views Of A Secret」(ジャコ・パストリアス)、「Brother」(林)。

第2部。「もはやちがう町」(石渡)、「What Masa Is ... 」(松風)、4-5年ぶりの演奏だという「Ondo」(石渡)、「Chelsea Bridge」(ビリー・ストレイホーン)、「Aita's Country Life」(松風)、「Soon I Will Be Done With The Trouble Of The World」(ブレイ)、そしてピアノソロ「Lotus Blossom」(ストレイホーン)。

馴染みの曲が多いが、聴くたびに耳が釘付けになる。松風さんの融通無碍なテクニシャンぶりとかすれた音色。峰さんの独自の色が付いたフレーズ。渋谷さんの「渋谷毅的」としか言いようのない、間。外山さんの確信犯的な変拍子。

それぞれの際立った個性が平然として提示され、バンドとして破綻も何も超越している。ずっと聴いていたいと思ってしまう。

●参照
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2011年)
カーラ・ブレイ+スティーヴ・スワロウ『DUETS』、渋谷毅オーケストラ
渋谷毅のソロピアノ2枚
浅川マキ+渋谷毅『ちょっと長い関係のブルース』
浅川マキの新旧オフィシャル本(渋谷毅)
宮澤昭『野百合』(渋谷毅)
5年ぶりの松風鉱一トリオ@Lindenbaum(2013年)
松風鉱一カルテット@新宿ピットイン(2012年)
松風鉱一トリオ@Lindenbaum(2008年)
くにおんジャズ(2008年)(松風鉱一)
松風鉱一カルテット、ズミクロン50mm/f2(2007年)
纐纈雅代 Band of Eden @新宿ピットイン(2013年)
秘宝感とblacksheep@新宿ピットイン(2012年)(纐纈雅代)


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