演劇をしていた頃-1

2019年07月26日 | 演劇
今日の連続テレビ小説「なつぞら」の雪次郎を観ていて、昔の自分を思った。
私は21歳のときに演劇で生きたいと思っていた。
21歳の冬、ある劇団の人と知り合った。
その劇団はこれから作るという。
あるデザイン学校の学生が多くいて、その他には大学生が参加していた。
それで私はそのとき勤めていた会社を辞めた。
辞めてその劇団事務所にいりびたっていた。
その劇団事務所は原宿にあるアパートの6畳2間だった。
多くの人間は原宿にあるKデザイン研究所の学生だった。
どうせならと私はその学校を受験して入ってしまった。
その劇団のリーダーの人は、東京キッドブラザーズにいた人で、
そのときも繋がりはあった。
私も何度か、東京キッドブラザースの練習や公演の準備・片づけの手伝いに行った。
渋谷のパルコ劇場には何度か行った。
しかし、その劇団の目指すことと私の考えが違ってしまったことがあり、私は退団した。
その頃私は、昼間N女子大生協でアルバイトをして、
夜はKデザイン研究所で勉強していた。
N女子大生協で働いていたときに、その大学職員で演劇をしている人と知り合った。
その人は時代劇の演劇をやる素人劇団で活動していた。
私は、演劇はやりたいと考えていたが、時代劇には興味なかった。
その人から「中野K」という劇団を紹介された。
そして、私は「中野K」を見学することにした。     
                           -つづく-

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