老人会

2006年12月05日 | 健康・病気
義母(ハハ)は10月ぐらいから団地の老人会に入っている。
うちに引っ越してきた頃は、老人会には入らない、といっていた。
かなり人間やものごとに否定的な義母です。
必ずといっていいくらい出会った人やものごとに、最初の感想は否定的だ。
でもそれは、本当にいい人間やものごとに出会いたいからだと思う。

隣の家のご夫婦が老人会に入っていて、その運営の中心的な立場のようで、
義母に対して積極的にいろいろ誘いをかけてくるらしい。
昼食会、文化祭、日帰りバス旅行、カラオケ、などなど。

義母は私と女房に話すとき、そんなところには行かないというが、
私たちが仕事から帰ってくると「今日**に行ってきた」などと話す。
けっこう前向きなのです。

といっても義母は刺繍、編み物をやっていて、
その教室の人たちとの付き合いはある。
それでも地元での話し相手は欲しいと思っているようです。
1人で家にいるよりいろんな人と知り合ったほうがいいので、
私はいいことだと思っている。

今日はカラオケに行ってきたようだ。
あれほど、カラオケには行かないと私たちにいっていたのだが…。
しかし、夕食のとき「もう絶対カラオケには行かない」といっていた。
義母は人前でうたうという人間ではない。
そういう義母には、そんな場所にいることが苦痛だろう。
でもそこで、やっぱり嫌々カラオケに参加したある婦人と、
他人の歌声は無視していろいろ話していたらしい。
「私、カラオケは、嫌いだ」とかなんとか気があったようだ。
それはよかったな、と思った。
そうやって少しづつこの団地に友だちができればいい。

74歳で新しい生活環境に移って暮らすことは、
いろんな意味で大変だと思う。
ガンバレ! お義母さん。

コメント
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