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マフグ一夜干

もう1カ月以上前になってしまいますが、田向商店さん
マフグの一夜干を送ってもらいました。

そして田向さん曰く「塩が強いので塩抜きして
ください。その水で潮汁もいいです。」とのこと。

ということで、とりあえず塩抜きしてみます。
そして身を焼いたのがこちら。



トラフグほどではないにせよ、それに次ぐマフグを
まるごとドーンと焼いてしまうのも贅沢な話です。

そしてお味は・・・当然美味しいのです。

ただ、ちょっと塩を抜き過ぎたかなぁという感じも
します。フグという魚は脂がないので蛋白質を味わう
ことになりますが、そのためには塩加減が非常に重要
なのです。

塩を強めにして口にいれた瞬間の旨みを強調するか、
薄めにして噛み締めた時の味わいを重視するか、
状況に応じた選択が必要になります。今回は選択
した訳じゃないのですが、後者になりました(^^;


さて、潮汁はどうなかったかと言いますと、塩抜き
した水は思った程には塩気がでませんでした。

そして、実は今回、身以外に白子も付いて
来たのです。だったら出汁をとって白子の吸い物に
しようか、ということで出来上がったのがこちら。



いやぁ、これは旨かったです。

白子だけではなく、焼いた身も一切れ入れてみました。

これは大当たり!
見た目は駄目駄目ですが、味はよかったのです。

ちなみに、汁が濁ってしまったのは白子による
ものです。皮が結構固そうだったので剥いたために
崩れた部分が濁りになりました。綺麗に作るには
一度湯通しすればいいのかな?あと、三つ葉を
入れてから写真を撮るまでに時間が経ち過ぎました。
手際の悪さが丸見えですね(^^;
まぁ、自分の家で食べるのだからこれで良いのです!
と言っておこう・・・


ところで、このマフグの白子は表面が赤っぽく
なっていました。対して、「ふく佳」で見る活
トラフグの白子は真っ白、純白なのです。これが
トラフグとマフグの違いなのか、それとも活だから
なのか?気になったので「ふく佳」のおやじさんに
尋ねてみました。

「マフグの白子は焼けちゃっているんだよねぇ、
固かったでしょ。」とのことで、やはりフグの
種類による違いだそうです。「マフグの白子
だったら揚げ出汁がいいよ」とのことなので、
まだ残っている白子で揚げ出汁に挑戦して
みようかなぁ。
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