うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

待って、それまだ抜かないで!雑草と一緒にガーデニングしよう!

2020-05-02 22:49:44 | 8号室 ガーデニング(校庭)
いらないはずの雑草が、とっても大切な存在になるかもしれないよ!


日陰の湿った場所でこんな雑草見たことありませんか?
これ『ドクダミ』です。
有名なジュウヤク(十薬)っていう漢方薬の材料ですね。
葉っぱを乾燥させてお茶にしたのがドクダミ茶。
爽健美茶にも入ってたなあ。
生のままだと葉っぱや茎は臭いんだけど、熱を通すと匂いが薄くなるので、葉っぱを天婦羅で食べたりできます。
他の植物たちがあまり好まない場所に生えるので、ちょっと残して日陰の緑化&利用なんてどうでしょう。



青い可愛い花を咲かせる『ツユクサ』。
花は1日でしぼんじゃうんだけどね。
その花の時期に採った全草を乾燥させたものは、オウセキソウ(鴨跖草)と呼ばれる下痢止め・解熱の効能がある漢方薬になります。
あ、その時期なら食べる事も出来ます。
引っ張ると簡単に抜ける草なので、ちょっと残しておいて見るのも楽しいかも♪



花は可愛いんだけど、性格がちょっと悪い『ハルジオン』。
ひとつぐらい咲いててもいいかな、って思うんだけれど、大切な植栽の側は避けたほうがいいかも。
根から成長阻害物質を出して周囲の植物の成長に影響を与えてしまうので・・・。
元々は北アメリカ原産で観賞用に輸入されたものなんですが、今では日本の侵略的外来種ワースト100に数えられています。



これも外来種・・・だけど、生えてきたらちょっと嬉しいかもね。
『オキザリス(ムラサキカタバミ)』は園芸用として販売もされています。
繁殖力が強いので、思わぬところに生えてくると雑草扱いされますが、育ててみてもいいかも!



日陰のグラウンドカバーにかなり使える『キヅタ』。
そうそう、アイビーって言ったほうが馴染みが深いかも。
ヘデラとも呼ばれます。
凄い勢いで広がって地表を覆います。
日陰に強いので、除草せずに残せば1~2年で周囲の地表が見えなくなります。
ポット苗が販売されてるので、逆に植えてグラウンドカバーにしてもいいかも。
あ、壁面に張り付いて殖えるツタとは別種です。



これは個人的に結構好きな『ヘビイチゴ』。
黄色い小さな花が目立って可愛いです。



ランナーを伸ばして地表を這うように広がって覆います。
基本的には常緑。
場所によっては冬には地上部がほぼ枯れちゃいますが、またすぐに広がります。
花の後の赤い実もなかなかキレイ。
毒は無く食べられるけど味も無い・・・っていう実だけどね。



広がったヘビイチゴ。
葉っぱの形もいい感じなので、ある程度広がると除草するのがもったいなくなるかも!
踏圧にもそこそこ耐えるので、芝を使えないような場所のグラウンドカバーに使えますよ。



使える雑草、結構ありますよ!
抜く前に、深呼吸して考えてみると楽しみが広がるかも!!

【こっそり裏話】
「あ、間違って抜いちゃった」って、植え戻したことが何度かあります・・・。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿