自分が歳をとったせいなのかも知れませんが、本を読む時間を日中にとることには、少し抵抗があります。 従って毎日お風呂に入りながら、読むようにしております。
浴槽の中で胡座を組み、お湯の面がお臍のちょっと上ぐらいにして入る半身浴をして、蓋をして、その上にタオルを置き本を載せます。 濡れた手や汗を拭くためのタオルを、もう一枚用意して読み始めます。
私は朝湯と夜湯を2回しますので、結構、読み進めることが出来ます。 大切な本ですので、細心の注意を払いながら読んでいきます。
現在は、私の外科の主治医である古川健司先生の、ケトン食がガンを消す と云う本を読んでおります。 私はガンには罹ってはおりませんが、古川先生のことは好きで、定期検診で血液検査の結果を見ながら、雑談をするのを楽しみにしているぐらいです。 自分の病のことを忘れて。
私は信頼している方の言っていることは、素直に受け入れます。 オーナーでもある知人から、半身浴のことを初めて聞いた時には、直ぐその日の夜から始めて、それ以来、肩まで湯船に浸かることは、殆どありません。
その後、真向法の体操のことを聞いた時にも、早速、実践してみました。 残念ながら右膝の古傷の関係で、今では行っておりません。 最近になって、またお会いした時に、そっと頭髪マッサージ用のブラシのことを聞きました。
ネットで購入し、入浴のたびにシャワーを浴びながら、ブラシで軽くマッサージをしております。 一時期、髭を抜くのを日課にしていたせいでしょうか、頭髪も薄くなってしまいました。 果たしてマッサージブラシの効果のほどは。
今朝の熟読した本の内容から、ゲルソンの食事療法をはるかに超える、古川先生の本の内容に、改めて感動すら覚えました。 益々、古川健司先生の素晴らしさ、謙虚さ、誠実さが大好きになりました。
親しくしている友人にも読むように勧めるのですが、現在の心境としては新しいことを始める元気がないとのことで、残念でなりませんが。 もっとも私よりも4歳上ですから、仕方がないのかも知れません。
考えてみれば、芹沢光治良さんの 神の微笑み シリーズの本を、2回熟読したのも、半身浴をしながらでした。
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