ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

どこにあるか分からぬ下腹の臍下丹田を斜め上から見ながら座り続けたが

2018-09-17 01:02:56 | 臍下丹田

ある日、下腹に臍下丹田と云う気の心臓があるとの記述が、本にありました。 私は深呼吸の要領で、はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけ長く息を吐き、イメージで息を体の中へ吐き入れながら、下腹の方へ息を吐いておりました。

毎日、深夜に1時間、家族が寝ているそばで胡座を組んで座り続けましたが、ふと下腹を斜め上からイメージで見るようになりました。

そのような日々が続く内に、突然、自発動と云う気が勝手に動く行為を通して、下腹の臍下丹田が心臓のように鼓動を始めたのでした。 生まれて初めて静かに胡座を組んで、1時間の座禅を行うように1ヶ月半経った時でした。

記憶によれば、その時、同時に足の大腿部も鼓動をして、暫くその感覚を静かに楽しんでいたようでした。

それを境に、日常的に臍下丹田が心臓のように動くのを感じながら、生活を送るようになりました。 胸の心臓の動きは感じぬままに。