私は高校時代に、自宅に訪ねて来られた友人に対しての対応が、突然の来訪といえどもぞんざいな態度をしたことを反省し、訪問される方の対応は特に丁寧にするようになりました。 今でも事務所に訪ねて来られる営業の方々や、その他の方にも急いでいる仕事をしていない限り、接触するように心がけております。
そのことをある時期に反芻して、自分の一生の中で出会う方とは、出来るだけ素直に自分を出来るだけ裸にして、接するようにして来ました。 誰に対しても何時も自然体で接した方が、自分自身も楽だと思ったせいでしょうか。
どうせ出会うなら出来るだけ、その方と心の触れ合いがある方が、もっと良いとも思いました。 従って心の襞が触れ合えるようにも心がけてきました。
ふと昨日、考えてみたならば、自分がこの世に生まれ出て以来、色々な方々との出会いがあり、自身が自分の人生劇での主役を演じているのだと感じたのです。
私は心と心が本当の意味で触れ合える方は、ひとりいれば最高だと思って来ましたが、欲をいえばもっと多い方が充実し、良いに決まっております。 良くも悪くも色々な方々との出会いがあるのですが、どんな出会いでも素直に真面目にお付き合いすれば、楽しく感じるものです。
私も人の子なので、相手の方が厳しく接してくれば、少しは敬遠気味にはなってしまいますが。 それでも後から考えれば、自分に対する試練だったと思うのですが。