ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅(瞑想)を日常的に行うことが大切

2009-03-06 08:26:02 | 座禅
 私達は、座禅をやっていますとと話しますと、どこのお寺でやっておられるのですかと、返ってきます。 お寺で行う座禅は、あくまでの座禅を続けていくための、きっかけであってあってほしいと思っています。

 たまたま私が座禅(静功)を始めたときに、私に声をかけてくれた大学の級友が、週3回それも1回は24時間、教室に通ってやっておりました。 私は週1回でしたが、その授業料たるや、ちょっと高いのではないかと思ったぐらいでしたので、自分は日常的なあらゆる時間、場所を利用してやってみようと思ったのでした。

 何も分からないままに行った結果、早期に様々に体に変化を与え、自分自身でも面白半分に続けることにもなりました。 一時、座禅そのものをしなかった時期もありますが、臍下丹田そのものは、心臓のように鼓動は続けていました。

 寝ぼけ眼で我が家にいた猫の水変えをしようと、腰を曲げたとたんに腰痛がはじまり、4時間寝たら腰が痛くなるようになっていました。 そんなこともあり、私に座禅を行いなさいと、天からのサジェスチョンがあるような気がして、ある時期から再び座禅をはじめました。

 日常的に深夜に1時間、座禅を行う中で、その座禅の持つ素晴らしさを、何らかの形で伝えていきたい、また自分が座禅(静功)を深めていく過程で、決して適切な本に出合えただろうか、参考になった本もありましたが、自分ひとりで座禅を行っていく上では、資料は決して多くないと感じました。

 その結果、ブログで表現するのが一番よいのではないかと考え、今のような状態になっています。 座禅を始めた当初の記録を残しておかなかったので、遡って思い出しながら記述したり、現在進行形で感じていることを、書き込んだりしています。

 自分自身が、人生を遡ってやり返すことができません。 できる事なら、子供のときや若いときに、座禅(静功)を行っていれば、どんなことができただろうかと、思うばかりです。 私が知りえたことを、これから結婚し子供を生んで育てる方に、多くのことを学んでほしいと感じています。 情報が氾濫する中で、どのような形でその情報が伝えられるかは、難しいところではありますが。