ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

妊娠してからの妊婦の呼吸法

2008-04-14 07:33:04 | 逆腹式呼吸
 子供がお父さんとお母さんの愛の結晶として生まれ、父母の愛情が充分子供に伝わっていれば、起きないであろう親子や近親者間の殺人が、今や当たり前のことになろうとしています。 また、生に対してもそのありがたさや、感謝の気持ちを持っていれば、そんなに簡単に関係ない他人までも、殺せるはずはありません。

 本来は、父と母に望まれて生まれてくる子供ですが、例えそうでなくても、生むことを決意したときに、少なくともお母さんの愛情は、その胎児に注げば伝わるはずです。 朝の座禅の雑念の中で、ふと考えてみたことを話したいと思います。

 妊娠を知った時から、生むことを決意したときから、始めて下さい。 私たちは生まれてこの方、呼吸を意識したことがありませんが、呼吸を意識しながら胎児に思いを寄せるのです。 目をつむり鼻だけで息をします。 軽く吸って(慣れてきたら大きく吸っても構いません)ゆっくり体の中へ息を吐きます。 鼻で息を吐くことは、忘れて下さい。

 息をゆっくり体の中へ吐きながら、お腹の中にいる胎児に話しかけます。 素直にすくすくと育って下さいね。 お母さんと一緒に、頑張ろうね。 貴方の将来は何になるのでしょうね。 大きくなったら、世のためになることをして下さいね。 など自分の胎児に対する思いを、呼吸をしながら伝えます。

 胎児はお母さんのその思いを、宇宙の気を通して感じます。 またそれを脳にインプットします。 自分は残念ながら男ですし、そのことを実践しそのようになることを、証明することは出来ませんが、座禅(静功)を通してそうなることを、信じています。 米国人の旦那さんに言われて、半信半疑ながら夫婦共々で、胎児に話しかけながら育て、4人の女の子が全て3~4年も飛び級してしまった例からも、理解できます。

 少なくても母親の愛情だけでも、胎児の時に受けていれば、生まれてからは決して間違った方向には、進むはずはありません。 是非、実践してみて下さい。