ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ミズスマシ

2013年04月19日 | 沖縄の動物:昆虫-甲虫目

 スイスイ世間を渡る

 「良い歌だね、面白い歌だね」といった評価をくれる人が片手で数えるほどしかいないので、その歌が世間に出ることは無く、この先出ることもほとんど期待できないけれど、私はこれまで、たくさんの歌を作っている。作詞作曲している。
 歌作りは高校の頃からやっていて、その当時のもの、歌詞を書いたノートも楽譜も消え失せているが、それでもまだその内のいくつかは覚えている。その後、大学生になってからも創作は続け、その中のいくつかは歌詞を書いたノートも楽譜も残っている。

  大学生になってから作った作品の一つに『ミズスマシ』というタイトルの歌があって、それは歌詞も曲もほぼ完全に私の脳が記憶している。曲を記憶しているのは何度も演奏したから。歌詞を記憶しているのは、その歌の歌詞がごく短いから。
 すいすい すいすい 風のように
 すいすい すいすい 一人ぼっちで
 世間を渡って行くのさ おいらミズスマシ
 歌詞はたったこれだけ。その前に延々と楽器だけの演奏があって、最後にこれだけを歌うという作品。これを当時結成したばかりのバンドのリーダーが気に入って、練習曲の一つとなった。で、私がボーカル(作った人の自己責任)となって何度も演奏した。

 じつはその歌、今さら訂正するのも申し訳ないことであるが、タイトルのミズスマシについて私の誤認があった。当時のバンドリーダーKは、楕円形のミズスマシがスイスイと軽やかに水上を流れている光景を想像したかもしれないが、私の頭にあったミズスマシはアメンボであった。私はずっと、アメンボのことをミズスマシと思っていたのだ。そうで無いことい気付いたのは、このHPで昆虫を紹介するようになった数年前の事。

 
 ミズスマシ(水澄まし):甲虫目の昆虫
 ミズスマシ科 琉球列島、台湾、中国、東南アジアなどに分布 方言名:不詳
 ミズスマシは「ミズスマシ科の甲虫の総称」とのことだが、語源については資料が無く不明。澄ましは「洗い浄めること」(広辞苑)のことだが、別に「平気な様子をする」(同)という意味もある。水面を平然と走り回るということで私は納得。
 池沼や水田、水たまりなどの止水域で見られ、たいてい集団となっている。氷の上を自在に滑り回るスケーターのように水面を滑るようにぐるぐる動き回っている。ほとんど水面上で生活しているようだが、水中に潜ることもできる。
 ミズスマシの仲間は沖縄に4種が分布するとのこと。オキナワオオミズスマシ、ツマキレオオミズスマシ、オオミズスマシ、ヒメミズスマシとある。この中でオキナワオオミズスマシの体長は15~20ミリあり、日本最大のミズスマシとのこと。文献にはもう一種ツマキレオオミズスマシも載っており、その体調は8ミリ内外とのこと。
 体は流線型で、上から見るとラグビーボールを縦半分に割った形。ミズスマシの仲間は複眼が上下2対に分かれ、水中と水上を同時に見ることができるとのこと。
 成虫は周年見ることができる。なお、写真はどの種であるか判別できなかった。

 記:2013.4.8 ガジ丸 →沖縄の動物目次

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