ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

大量消費人生

2014年01月31日 | ガジ丸通信-社会・生活

 今週火曜日(1月28日)で実家の片付けがほぼ終了した。私の部屋だった所にベッドと長火鉢とラジカセがあり、台所に冷蔵庫、リビングに小さなオーディオがあり、風呂場に洗面器やシャンプーなどが残っている。それらは私の車に一遍に載る量なので、明日、車に載せ運び出すつもり。それで、引渡し準備完了となる。
  実家の片付けは、売却に動き始めた1年以上も前からちょくちょくやっていた。先ずは自分のモノの整理。要るものはアパートへ持ち帰り、要らないものは友人にあげたり、誰も貰わないものはゴミとして処分。私のモノにも本類は多くあったが、父の本、母の本など含めると本類は1000冊ほどあった。公共の施設に寄贈し、友人知人に譲ったり、古本屋へ無償であげ、雑誌類は資源ゴミとして処分した。写真や父母の残した書類等は貴重だと思うものをスキャンしてパソコンに保存し、その後は全て処分した。家具類、食器類、衣類、小物類は、それを欲しい という親戚友人知人に譲った。

 そんなこんなで去年までに本類の8割方、家具類の半分など多少は片付いたが、それでもまだ、大きなものではベッド、飾り棚、カウンター風棚2個、応接セット2組、デスクと椅子、食器棚などが残り、食器類と衣類、及び寝具は8割方残った。
 今年になって、食器の内の漆器類の多くを友人のI女史が引き取ってくれ、陶磁器、ガラス製品ではその半分ほどを友人のK子が引き取ってくれた。衣類では、着付けをやっていた母の着物のほとんどは従姉Mが預かっているが、祖母の沖縄着物は、中に芭蕉布の高価なものがあるかもしれないと思ったが、それらは従妹のTにあげた。家具類では食器棚と応接セット1組をK子が、扇風機なども知人が持って行った。それでもなお、2tダンプに山積みしたとしても3台分位はありそうな荷物が残っていた。

  片付けは当初、不動産売買の件で知り合った本業測量屋、副業に墓造り、登記移転手続き、不動産仲介をやっているFさんが「私が安くやってあげるよ、その代わり、壺や絵画などを譲ってくれ」と言ってくれていたので彼に頼むつもりでいた。ところが、昨年11月に知合った若者Iが「僕たちに任せてください」と言ってくれて、私より年上のFさんより沖縄の未来を背負う若者たちに任せた方が、沖縄のためにはいいかなぁと思って彼らに任せたのだ。しかし、彼らは片付けのプロでは無く、仕事が遅かった。
 ある日の午後、若者たち3人と私の4人で 作業をしているとFさんがやってきて、「少し手伝うよ」と言い、家の中にあったゴミ処理施設行きのモノをテキパキと車に載せ、3度往復し、夕方までにはその半分以上を消してくれた。「さすがプロ」であった。
 仕事の遅い若者たちに加わって、私も先々週からほぼ毎日実家へ通った。若者たちも彼らの軽トラックで荷物を運び出したが、私も私の車で荷物をあっちに運び、こっちに運びなどし、この3週間でいつもの2ヶ月分程のガソリン代を費やしている。

 片付けがほぼ終了して思ったのは、「それにしても、1家族が何たる量の生活物資なんだ!」であった。家族の人数は概ね父母と子供3人の5人だが、この量であれば、100人分くらいあるのではないかと思った。生きるに不要な消費が多すぎる。これが現代の大量消費、荒れ心臓総理の好きな大量消費社会なのか?私は勿体無いと思う。
          
          
          
          

 記:2014.1.31 島乃ガジ丸


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マガモ

2014年01月30日 | 沖縄の動物:鳥

 沖縄ではアヒル南蛮

 蕎麦屋へ行くと鴨南蛮という食い物がある。それは多くの倭人が認識していることと思われる。だが、ウチナーンチュは違う。蕎麦屋が沖縄には少ない。私が知っているのは国際通り近辺にある2軒だけ。確かな記憶では無いが、復帰(1972年)前は無かったかもしれない。ということで、ウチナーンチュは蕎麦屋へあまり行かない。よって、鴨南蛮が蕎麦のメニューだと認識しているウチナーンチュは少ないと思われる。
 そういう私も、大学で東京暮らしをするようなって初めて、鴨南蛮なる蕎麦料理があることを知った。沖縄ではそれまで、鴨肉料理を見たことも聞いたことも無かった。「そうか、倭国には鴨がいて、それを狩猟して、食卓に出されるわけだ。」と思った。
  今回調べると、倭国には確かに鴨猟はあり、鴨肉を食す文化もあるらしい。獣肉が忌まわれていた時代も、鳥は魚扱いにして食ってきたようだ。「鴨が葱を背負ってくる」なんて慣用句もあるくらい鴨肉は鴨鍋としても親しまれてきたようだ。なお、現在、鴨肉として提供される肉の概ねはマガモでは無く、アヒルやアイガモとのことであった。
 肉大好きのウチナーンチュが何で鴨肉を食わないか考えてみた。そもそもマガモがいないのであろう。『沖縄の野鳥』に「沖縄では、大東諸島で留鳥・・・その他では冬季に少数飛来する」とあった。少数の野鳥を探して捕獲して食うより、近くにありふれている家禽を食う方が簡単である。ウチナーンチュは簡単なのが大好きである。したがって、マガモで無く、元々アヒルやアイガモを食っていたと思われる。

 
 マガモ(真鴨):カモ目の鳥類 上は北海道で撮った写真
 カモ目カモ科の野鳥 北半球に広く分布 方言名:不詳
 名前の由来については、『動物名の由来』にカモの由来があった。要約すると、「カモはカモドリの略で、カモドリとは”浮かぶ鳥”がウカムトリに転じ、ウカムが上略されてカムになりカモに転じたものと思われる」とのこと。「思われる」なので定説では無いようだ。マガモについては『野鳥ガイド』に「真のカモの意」とあった。カルガモ、オナガガモ、コガモなどカモの仲間の中でも「いかにもカモ」ということのようだ。
 鴨南蛮とか鴨鍋に使われる肉、元はマガモだったのであろう。テレビの料理番組か何かで、現在では家禽のアヒルやアイガモが多く使われていると聞いた。ただ、マガモは今でも狩猟対象となっていて、その時期、その地域では食されるようだ。
 『沖縄の野鳥』に、「沖縄では、大東諸島に留鳥として生息する」とあったが、一昨年大東島を旅した時、南大東島の大池に行ってしばらく野鳥観察をしたが、本種は発見できなかった。沖縄島には冬鳥としてやってくるとのこと。去年の12月に龍潭でそれらしきものを発見し、写真を撮ったが、バリケンと番いのように(写真の2羽)仲良くしていたので、それが本種であるかどうか、確信は持てない。北海道産は旭川動物園で撮ったもので、これも2羽だが、これはマガモの番いとしておそらく間違いない。
 外見上の特徴について『沖縄の野鳥』でも広辞苑でも、雌より雄の方に字数を多く使っている。ちなみに広辞苑では「雄の頭・頸は光沢のある緑色で、頸に白色の1環があり、背は褐色、腰は紺色、翼は灰褐色、翼鏡は紫緑色。上胸は暗栗色、以下灰白色」の雄に対して、雌は「全体黄褐色で暗褐色の斑紋がある」とだけ。
 日本では概ね冬鳥。沖縄でも概ね冬鳥で10月から3月に見られるが、大東諸島では留鳥として生息し、繁殖もしているとのこと。体長59センチ、池、河川などに生息する。鳴き声はアヒルに似ていてグウェー、グウェーとのことだが、私はまだ聞いていない。
 
 沖縄産
 手前がマガモ、あるいはカルガモ、向こうはバリケン(観音アヒル)と思われる。

 訂正加筆:2014.1.27

 アイガモ(合鴨・間鴨):カモ目の鳥類
 カモ目カモ科の家禽 マガモとアヒルとの雑種 方言名:不詳
 別名ナキアヒル。肉を食用として、また、アイガモ農法にも利用される。外見は雄雌ともマガモの雌と似ているらしい。

 記:2011.2.28 ガジ丸 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会編、(株)新報出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行


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既得損益

2014年01月24日 | ガジ丸通信-沖縄関連

 売買契約の済んでいる実家の家と土地、引渡し予定は今週日曜日(20日)を目処としてあったが、先方(買主)にも多少の都合があり、そして此方(売主の私)にも多々の都合があり、引渡しはまだ、日程も決まっていない。先方の都合にもよるが、1月中には済ませたいと願っている。此方の都合はたぶん、あと2、3日あれば大丈夫。
  此方の都合とは、主に実家の家財道具の片付けであるが、その他、隣地境界の塀の修復もある。実家の花壇に植えてあったカニステルの根が塀を押して、そのせいで傾いてしまったのだ。昨年11月に知合った若者3人が「僕らが直します、任せてください」と言ってくれたので彼らに任せた。12月中には終える予定だったのが延びに延びて、火曜日に見に行ったら、やっとコンクリートの流し込みが終わったところであった。
 隣家の人には「今回の補修も、将来、これが原因で塀が倒れた際の修理もこちらの責任で行う」と約束している。幅90センチほど、奥行き30センチに満たない花壇にカニステルという高木を植えたのがそもそもの間違い。植えたのは父なので責任は父にあるが、父は死んでしまったので私も含め兄弟3人がその責任を相続することになる。

 若者たち3人は実家の片付けについても「僕らがやります、任せてください」と言ってくれた。なのでそれも彼らに任せた。しかし、彼らは庭工事、外構工事(塀や駐車場などを作る仕事)については専門のようだが、片付け仕事には慣れていないようで、これにはたっぷりの時間がかかっている。よって、先週から私もほぼ毎日実家へ行き、片付け作業に加わっている。昨日の段階でやっと先が見えてきた、それにしても疲れた。
          

 そんなこんなで忙しくしている中、今週月曜日の朝、多くの沖縄県民が注目していた名護市長選の結果を聞いた。少し残念に思う結果だった。「大差の勝利」とラジオでは言っていたが、私はダブルスコア位の大差で勝つことを期待していた。そのことを、実家の片付けを手伝っている若者Iに言うと、「いや、違いますよ、僕は大差だと思います。向こうは国のバックアップがあり、組織と金が大きく動いていたんです。それでも5000票差も付けたんです、大差です」と、彼はきっぱり言い、私を諭してくれた。
  「地元がノーと意思表示したんです。それでも国が強引に基地建設を進めようとするなら、沖縄県民は立ち上がるべきです」と彼は続けた。「真っ直ぐな男だなぁ」と私は感心しながら彼の瞳を見ていた。「僕は建設業にいるので、その関係に知合いは多くいて、彼らが公共工事を欲しがっているのもよく解ります。だから、彼らに強くは言えないのですが、でも、基地を作ってしまってはダメです」とも言う。「優しい男でもあるなぁ」と私はさらに感心しつつ、力強く語る彼の口元を眺めていた。「この男のような若者が多くいれば基地建設阻止も夢ではないかもしれない」と期待を抱いた。

 「沖縄には昔から基地はあるんだから、新たな基地建設といったって既にあるのをちょっと移動させるだけで、影響は少ない。他県だと新登場になるから影響は大きい。沖縄は国の言うことに従えばいい」と思う方も多くいるだろう。しかし、沖縄だって辺野古に造ることになったら、それは新たな基地建設に変わりは無いのだ。「昔からあるんだから」は公平な理由じゃない、謂わば既得損益というもの。これは相続したくない。
          

 記:2014.1.24 島乃ガジ丸


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ゴイサギ

2014年01月24日 | 沖縄の動物:鳥

 天皇に認められた鳥

 才色兼備の人妻Mとはたまに会い、たまに電話し、時々メールのやり取りをする。人妻の「人」は私の従姉の息子で、彼が子供の頃はよく遊んでやったので、親戚の中ではごく親しい仲だ。そして、彼が女房を紹介した時、私はすぐに彼女を気に入り、携帯番号を聞き、メールアドレスを聞き、その後は夫よりも女房の方とずっと親しくなったわけ。
 Mの長男はこの4月に中学生となる。畑を初めてから私が忙しくなってあまり遊んでやっていないが、2、3年前までは公園の散歩などに連れて行ったりした。昆虫が好きなので私とも話が合ったのである。彼はまた、切手やコイン集めが好きで、勉強の方では歴史が好きだと聞いている。Mに似て頭が良いらしく、成績もトップクラスらしい。

 実家の片付けをしていて、あちこちにあるたくさんの棚から様々なモノが出てきた。壺類は30個余、掛け軸が4幅、古いコイン、など「なんでも鑑定団」に出せば、もしかしたら値打ちものかもと思われるものもあったが、それらは全て人に譲った。
 掛け軸を入れるような細長い桐の箱、普通の掛け軸よりずっと大きめの箱が一つ、母の部屋の棚の奥から見つかった。「おっ、これこそ鑑定団行きかも」と期待しつつ箱の表を見ると、そこには「歴代天皇御真影・・・」とあった。
 天皇が外国へ行って、その国の人々と友好を深めるといったニュースをテレビで観たことがある。天皇はたいてい歓迎され、尊敬を持ってもてなされているように感じた。なので、「百人の政治家が1千回外国へ行き、1万の握手をするより、天皇の微笑み一つが、外国との心の友好を深めるためには遥かに有効かも知れないな」と私は思った。
 そのように、平和のために尽力されていると十分承知しているが、ウチナーンチュの多くは天皇と歴史的に縁が薄い。なので、「歴代天皇御真影・・・」を貰ってくれる親戚友人知人はいないだろうと思った。「古本屋へ持って行こうか」と思った。
 ところが、正月にM家族が来た時その話をすると、長男が強く興味を示し、「見てみたい」と言い、箱を開け、掛け軸様の巻物を伸ばした。そこには神武天皇から現代までの天皇の肖像画がずらっと並んで描かれていた。長男は目を輝かせた。

  今回紹介するゴイサギ、その説明文(下記)を書いたのは昨年末、その時に、その名の由来は「醍醐天皇が神泉苑の御宴の折、五位の位を与えた故事による名」と広辞苑にあって、「そうか、天皇が認めた鳥であったか」などと思って、ちょうど醍醐天皇という言葉が頭にあった。で、「醍醐天皇って足利尊氏の頃の天皇だっけ?」と、掛け軸に魅入っていたMの長男に訊いた。「全然違うよ、醍醐天皇は菅原道真の頃だよ」と答える。
 「そうだったか、尊氏の頃は後醍醐か?」と、オジサン(私)は恥の上塗りを覚悟して再度質問した。「当り」と長男は笑った。オジサンはホッと胸を撫で下ろした。

 
 ゴイサギ(五位鷺)
 コウノトリ目サギ科の冬鳥または一部留鳥 方言名:ユーガラサー
 名前の由来、サギについてはサギ類の項で前に述べたが、『動物名の由来』に「サギはしばしば集団繁殖してやかましく騒ぎたてることによる」のではないかとあった。「騒がしいこと」の古語が「さやぎ」といい、それが略されたものではないかとのこと。
 ゴイは広辞苑にあり、「醍醐天皇が神泉苑の御宴の折、五位の位を与えた故事による名という」とのこと。五位の位を与えられる前にも名前はあったはずだが、それは不明。方言名のユーガラサーの方はずっと解り易く、夜のカラスという意。本種は夕方から夜間に飛びながらグワッとかガァッ、あるいはゴア、ゴアと大声で鳴く。
 幼鳥は成鳥と見た目が大きく異なるとのことで、全身灰褐色に淡色の星状斑紋があり、そのため別名ホシ(星)ゴイとも呼ばれるとのこと。
 全長58センチの中形のサギ。冬鳥または一部留鳥で、一年中見られる。緑黒色の後頭部に2本の細長い白羽が目立つ。河川や湖沼の岸辺、水田、それらの周辺の林に生息するとのこと。私は沖縄ではまだ見ておらず、愛知の東山動物園の池で見た。

 記:2014.1.23 ガジ丸 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会編、(株)新報出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行
 『検索入門 野鳥の図鑑』中村登流著、株式会社保育社発行
 『野鳥ガイド』唐沢孝一著、株式会社新星出版社発行
 『沖縄 宮古の野鳥』砂川栄喜著、(有)ボーダーインク発行


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オシドリ

2014年01月17日 | 沖縄の動物:鳥

 新春気分の鳥

 年が明けて正月三が日は概ねのんびりと暮した。一日も二日も朝早く畑へ出て、年始で来た客にあげるためのレタスを収穫し、その後、実家で掃除やらパーティー(実家のサヨナラパーティー)の準備などしたが、それでも日常に比べれば概ねのんびり。
  実家にはテレビがあり、地上波も衛星も映る。「たまには観てみるか」とスイッチをオンにしたが、三が日のどの時間帯もどのチャンネルも私の興味を引くものは無く、三日間で計3分(面白いのやっているかどうか確認する時間の合計)も見たかどうかだ。
 三日間、客が来てのおしゃべりタイムを除いては概ね音楽を聴いていた。一日と二日に聴いたのは新春にふさわしい(と私が思っている)マイスキー演奏のバッハ作曲『無伴奏チェロ組曲』。その他にはフジ子・ヘミング演奏のCD『ラ・カンパネラ』、そして、嘉手苅林昌のCD2枚、これらを繰り返し流してい た。三日はちょっと趣向を変えて、私が大学の頃に聴いていた音楽にしたが、それが済むと、やはりまた、『無伴奏チェロ組曲』にした。何しろ聴いていて気持ちが良いのだ。新春にふさわしいとつくづく思う。

 三が日以降も音楽三昧で新春気分が続いていた私は、HPで紹介するものも新春にふさわしいものにしようと考えた。新春にふさわしい動物といえば今年の干支の馬が先ず浮かぶが、馬は既に紹介済みである。他に何かないかと探したら、あった。オシドリ。
 オシドリは目出度い。何しろ仲の良い夫婦の喩えになっている。ということで、今週はオシドリとした。・・・であったが、よく考えると、独り者の私にとってオシドリは羨ましい対象でしかない。ここまで書いて、何だか新春気分が少し薄らいでしまった。

 
 オシドリ(鴛鴦)
 カモ目のカモ科留鳥、一部冬鳥 方言名:不詳
 名前の由来は『動物名の由来』に「古名をヲシというが、その名の由来は、この水鳥がいつも雌雄仲むつまじくしているので、”雌雄、相愛し(あいおし)”の義といわれている」とあった。深く愛し合っているということから鴛鴦夫婦という言葉もある。
 東アジア特産の水鳥で、日本にも広く分布する。文献によると、「県内では山地の森林地帯に少数が生息し、警戒心が強いため見る機会は少ない」とあった。私も県内では一度も見たことが無く、2005年の愛知の旅の際に東山動物園で初対面。東山動物園のオシドリは、飼われて長いのか、警戒心が弱いようで、写真も容易に撮れた。
 全長45センチ、山地の水辺に生息する。雌より雄がきれいな羽模様をしている。特に冬羽がきれいらしい。繁殖期に雌を得るためにきれいになっているのだろう。
 
 オシドリ番い
 鴛鴦夫婦という言葉もあるように雄雌の仲が良いらしい。派手な方が雄。

 記:2014.1.6 ガジ丸 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会編、(株)新報出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行
 『検索入門 野鳥の図鑑』中村登流著、株式会社保育社発行
 『野鳥ガイド』唐沢孝一著、株式会社新星出版社発行


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