ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

オキナワトカゲ

2011年04月28日 | 沖縄の動物:両性・爬虫類

 懐かしの名前

  イシガキトカゲを調べている時に、イシガキトカゲと同じような色模様(縦に白線が入って、尾の青い)をしていて、子供の頃何度もお目にかかっているトカゲが沖縄島近辺に住むオキナワトカゲであることが判った。そのオキナワトカゲ、もう長いこと見ていないので、私の住む首里近辺では絶滅したのであろうと思っていた。
 アパートの庭や畑では、茶一色のトカゲを何度か見ている。これがじつは、オキナワトカゲなのだということを今回知った。オキナワトカゲの、縦に白線が入って、尾の青い色模様は成長すると消えて、茶褐色になるらしいのである。なかなか用心深 い奴で、すぐに草むらに隠れてしまうから、写真を撮るのも容易では無かった。が、なんとか、私得意の殺気を消す術を用いて1枚は撮ってあったのだ。撮っておいて良かったのである。

 オキナワトカゲ、見た目は懐かしくも何とも無かったが、その方言名を見て、すごく懐かしい思いをした。アンダチャーは、子供の頃何度も耳にした名前であった。アンダチャー、ゥワートゥヤー、ジューミー、キチキチバッタなどと、たとえば同窓会などで口にしたら、少なくとも男子の多くは懐かしさを覚え、話が盛り上がるに違いない。

 
 オキナワトカゲ(沖縄蜥蜴) 
 トカゲ科の爬虫類 沖縄諸島に分布する 方言名:アンダチャー
 沖縄諸島とは沖縄島近辺の伊是名、伊平屋、慶良間諸島などの離島を含む。そこに分布するのでオキナワトカゲという名。イシガキトカゲ、オオシマトカゲと近縁。
 方言名は子供の頃よく耳にした懐かしい響きであるが、アンダチャーの意味は不明。アンダは油のことを指す。体に照りがあって油を塗ったようであるからアンダなのかと推理する。チャーは接尾語として何々達の達の意もあるが、茶の意もある。茶から茶色いものを指すこともある。油を塗ったように照りがあって茶色いものということかも。
 幼児期はイシガキトカゲに似て、尾の部分が青く、縦に白線が入るが、成長するにつれてそれらの模様は消え、背面は褐色となる。
 体長19センチ。沖縄島の、野にも山にも里にも普通に見られるトカゲ。
 
 子供の間は体に模様がある。尾の部分が青く、縦に白線が入る。

 記:ガジ丸 2005.12.16 →沖縄の動物目次
 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄昆虫野外観察図鑑』東清二編著、(有)沖縄出版発行
 『沖縄身近な生き物たち』知念盛俊著、沖縄時事出版発行

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