ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

レイシ

2011年04月02日 | 沖縄の飲食:果物・菓子

 美味なる果物

 植物としてのレイシは既にこのHPで紹介済みだが、今回は果物としてのレイシ。
  果物としては、本土ではライチという名前で売られているのではないだろうか、沖縄でもその名前が多いようだが、レイシという名前も時には見かける。この時期(6月)、スーパーへ行くと1パック(10個入り)200円くらいで店頭に並ぶ。
 私が初めてレイシを食べたのはそう古いことではない。従姉の亭主の叔父の家にレイシの木があって、それを食べさせてもらった。20年ほど前(古いか?)のこと。
 じつは、それより以前にレイシに似た果物を食べたことがある。たぶん高校生の頃だったと思うので35年ほど前(これは古い、懐かしき青春)のこと だ。その果物の名前ははっきり覚えている。強いものに憧れる少年には覚えやすい名前、リュウガン、竜の眼という意味。母の友人である台湾人のRさんが台湾土産として持ってきてくれた。

 それ以降、リュウガンを食べていなくて、すっかりその存在も忘れかけた頃、レイシを頂いた。「おー、懐かしい、これリュウガンだよね。」と訊いたら、「レイシだよ。」とのこと。表面のブツブツ感が似ている、そのブツブツした薄い皮を剥いて現れた中身も、半透明具合が似ている。遠い記憶だが食感も味もたぶん似ていた。
  「リュウガンと似ているけど、違うんですか?」
 「レイシは卵形しているけど、リュウガンは丸い。それに、レイシの方がリュウガンより美味くて、果物としても、ライチという名前で有名だな。」とのこと。

 先日、めざましテレビのニュースで、現代人の果物離れというのをやっていたが、私はほぼ毎日果物を食べている。1日の必要摂取量200グラムは、小食、及び貧乏(果物は概ね値段が高い)の私にはちょっと無理だが、その半分は食っている。バナナは季節を問わないが、モモ、サクランボ、ナシ、リンゴ、ミカンなどを季節に食っている。
  沖縄産の季節の果物では、パイナップル、マンゴー、タンカンなどが有名だが、数年前から近所の、地産地消コーナーのあるスーパーに、この時期(6月)になるとレイシが出るようになった。で、レイシは数年前から、私の季節の果物となっている。

 高いというのが難点の果物、モモなどに比べたらまだましだが、レイシも10個で200円は少々高い。ところが、先日、友人の脱サラ農夫Tの店に行ったら1パック320円でレイシがあった。1パックに25個入っていた。安い、早速購入。
  レイシは、皮は硬いが、薄くて剥きやすい。種は大きいが1個しか入っていない。しかも、種は果肉と剥がれやすく、口の中で取り除くのが容易。バナナもそうだが、食べやすいということが、面倒臭がり屋の私に気に入られる条件となる。
 まあまあ甘く、酸味も少しあって、さっぱりしている。食感はブドウに近い。ブドウと同じくとてもジューシー(こういうのを液果というらしい)。
      
      
      
 レイシ
 ムクロジ科の常緑高木 原産分布は中国 方言名:リィチ、リーチ
 結実期は6月から7月。ちなみに、リュウガンは同じムクロジ科だが、属が違う。沖縄にもあるようだが、私はまだ発見できていない。学名は、
 レイシ Litchi chinensis Sonn.
 リュウガン Euphoria longana Steud または Dimocarpus longan L.
      
      
 →植物としてのレイシ

 記:ガジ丸 2009.6.18 →沖縄の飲食目次

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ハイボール | トップ | モモ »

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。