先週末から数日間、東北の渓へと。
初日(岩手/猿ヶ石川支流)
まずは岩手は遠野付近、猿ヶ石川水系から様子を見る。三年振りの遠野。
猿ヶ石の支流にて、ソリスト50DD(最終プロト)にアタックしてきたヤマメ。
ここは支流とはいえ夏場でも非常に水量豊富、水勢のある川だ。
今回の旅にはひとつ目的がある。
ソリスト50DDの最終テストを兼ねているのだ。
様々な流れでテストを重ねてきたDD、この‘‘飛び出さず、強く太い流れでの安定感‘‘はMDシリーズと使い分けることで攻略の幅が無限に広がることだろう。
レヴェルトラウト5.0&5.6fとの相性も素晴らしく、皆さんにも早く使って頂きたいミノーだ。
幅広ヤマメ。
これも強い流れ、白泡の下に潜んでいたのをDDを使い、ダウンで潜り込ませてスローに誘っての一匹。
浮かせて食わす、のではなく沈んでいるヤマメの目の前に送り込んでやる。
すでに真夏の日中では欠かせない。
濁りのせいか、アップには反応が悪く残念だったが送り込んでひとつ。またひとつ、そんなふうに釣り重ねていった。
レギュラーサイズはこのぐらい、これも50DD/ヤマメピンクヘッド。
少しポイントを変えてこの川の上流へ。
里川の雰囲気が残る、典型的なボサ川でもある。
このボサ脇の流れからDDに飛び出してくる。
日が高く上るまではヤマメが好調、食い渋る時間からは別支流の上でイワナに遊んでもらう。
可愛いサイズばかりだったが、イワナは可愛い。
ヤマメとはまた違う楽しさがある。
二日目(岩手/北上川支流)
5:00過ぎに起き出す。
本来、夏のヤマメ狙いではあってはならない寝坊だがまあいいさ。
ところで昨夕の夕立は凄かった、お陰で夕マズメのひと勝負はお預けを喰らった。
二日目、朝一番?に入った川はこんな感じ。
初日の猿ヶ石支流に似ているが、夕立の影響もありさらに水量がある。ベストの水量だと思うが、濁りが少しきついのが気になる。
こういう川は根性入れて取り掛からないと、とても攻め切れない。胸まで迫る流れの中、ジリジリと歩を進める。両岸はほとんどボサに覆われ、遡行は楽ではない。
先は少し深い淀み、デカイのがいそうだ。
だからあと一歩先へ。
出ない。
ならばもう一歩。
50DDをギュンッ!と出来るだけ遠投する、淀みの中の流れをヒラを打たせながら引いてくる。ウェーダーへ浸水するかしないかギリギリの深さなのでトゥイッチで仕掛けるのは不可能、ティップを上げて連続してヒラを打たせる。
喰った!
ドシンという手応え、ロッドに伝わるこの重さ。
ヤツは潜ってしばしの抵抗の後、数メートル先に浮いてきた。ギラリと身を翻すヤマメ、なかなかのサイズのようだ。
このまま後ずさりして取り込もう、その瞬間。
プツン・・
あ・・・なんとライン切れ。
川の中でしばし呆然。
ヤブを漕いで、傷でも入っていたか。あまりにも呆気なく切れた。
クソッ・・!
ようやく一言絞り出す。拳で水面を叩く。
何よりも魚に悪いことをした。
その後ポツポツ釣れるもリベンジはならず。
夕マズメ一発勝負も敗退。
こんな日もあるけれど、悔しさだけが残る一日。
ワンチャンスを切られるとは、へたくそ過ぎる。
慰めてくれるのはイワナちゃん。(ソリスト50MDⅡ/サビヤマメ)
明日はショバを変えてみよう。
秋田はどうかな。
タックル
ロッド:Reveltrouts 5.0f
リール:EXIST2004/ナイロン4lb
ルアー:ソリスト50DD、ソリスト50MDⅡ、50MD、60MD、60DD、その他
そこで育まれたヤマメとイワナも良い顔だなぁ。
そして、DDのポテンシャルは本当に凄そうですね!
読んでてミノーの動きを『妄想』してたらワクワクしてきました(笑)
早く使いたいです~!楽しみにしてますよ~。
こんにちは。
あのあたりの川は水源が豊かなブナの森なので夏でも渇水することはほとんどありません。
それでこの時期は時々行くんです。
DDは期待通りのミノーをお届けできると思います。
MDと使い分けてご使用くださいね、お楽しみに。